第七回 貴雅の会
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 藤間 貴雅
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年個人
平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第2期



事業概要
【演目】 一、河東節「東山掛物揃」/藤間貴雅 一、鼎談「禅と一休」/藤間貴雅、菅原研州(城国寺副住職)、葛西聖司(ご案内) 一、創作「一休と義政」/[一休禅師]藤間貴雅、[足利義政]花柳寿楽 【演奏者】 〔河東節〕浄瑠璃:十寸見東治、十寸見東裕/三味線:山彦千子、山彦七重 〔義太夫〕浄瑠璃:竹本越孝/三味線:鶴澤津賀花 〔囃子〕望月太意三郎連中、望月朴清 【テーマ】東山文化における「禅」の華 【創作「一休と義政」概要】 一休禅師が、自身の研究テーマである「道化」の精神を内包しているのではないかという探究心を膨らませながら、同じく権力を周縁から遠ざけながら禅文化に傾倒していった足利義政と対峙させ、この二人を「道化」の舞踊として具現化してみたいと思い、本企画に至った。現代の世相に通ずるドラマツルギーを構成させ、作品全体があたかも洗練された枯山水であるかのように作品を創作した。
- 実施時期
- 2016年10月23日(日)
- 実施場所
- 紀尾井小ホール(東京都千代田区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【藤間貴雅】
1971年生まれ。日本大学芸術学部演劇学科教養(劇作)コース卒業。日本舞踊家藤間章作氏に師事する。2002年から商業演劇の仕事に携わり、故蜷川幸雄氏の演出する芝居、宝塚歌劇、 NHK大河ドラマの振付所作指導などを担当。自ら、「貴雅の会」を主催。道化をテーマにした新しい日本舞踊の作品を模索している。2016年にNPO法人ハーモニーオブジャパンを設立し、各国大使館招聘や国際交流基金支援公演などで世界各国を訪問している。