翻訳・通訳を通じた芸術創造環境の向上事業
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- Art Translators Collective
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成27年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
冊子『アート・トランスレーションー創造行為としての翻訳とは何かー(仮)』 本プロジェクトは「創造行為としての翻訳とは何か」をテーマに、現在日本のアートシーンの第一線で活躍する翻訳・通訳者、または翻訳・通訳をテーマに創作活動を行うアーティストなどを対象にインタビューや対話を重ね、日英バイリンガル冊子として発表することを目的とする。取材対象者と共にテキストの翻訳・校正を行うことで、それぞれが実践の場で培ってきた思想・姿勢について学び、アートの領域における言語環境の向上を目指す。 最先端の言説に特殊な立場から直に触れている翻訳・通訳者と、彼らと思考を共にする表現者の言葉をまとめることは、これまでにない視点から日本のアートないし、その中での翻訳・通訳の現状や課題を浮き彫りにすることと期待している。また、インタビューの前後にはワークショップやトークイベントなどを公開で実施することで、より多くの人と幅広い考えを交換し、翻訳・通訳における新たな言説、価値を生み出していきたい。
- 実施時期
- 2015年12月〜2016年9月
- 実施場所
プロフィール
【Art Translators Collective】Art Translators Collective(アート・トランスレーターズ・コレクティブ)は、アート専門の翻訳・通訳・プロジェクトの企画運営を行う団体です。同時代を生きる当事者として表現者に寄り添い、単なる言葉の変換を超えた対話を実現していくため、創造行為としての翻訳・通訳を目指し活動しています。
メンバー:田村かのこ、相磯展子、海老原周子、樅山智子、荒木悠ほか