第8回世界俳句協会大会
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 第8回世界俳句協会大会実行委員会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成27年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]



事業概要
NPO世界俳句協会は五大陸四十余国二百人余の俳人を会員とし、多言語で年刊出版『世界俳句』を日本で第11号まで刊行していてる。2年ごとに日本と海外で世界俳句協会大会を開催し、今や人類的短詩となった俳句の創造的源泉としての役割を果たしている。2015年の第8回大会は東京で開催、海外から20人ほどの詩人・俳人を招き、9月4日(金)から6日(日)まで明治大学御茶の水キャンパスで開催する。テーマは「無限の対話」、俳句という短詩には、もともと矛盾した要素が混在するので、対話が内蔵されている。さらに今日、俳句創作は世界に広まり、諸言語・諸文化のあいだの対話の重要な媒介となっている。この大会では、俳句を起点として諸言語、諸文化、諸ジャンルとの対話を試みたい。
- 実施時期
- 2015年9月4日(金)- 6日(日)
- 実施場所
- 明治大学リバティホール(東京都千代田区)
プロフィール
夏石番矢(日本)
1955年兵庫県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。高柳重信に師事。1996年より1998年までパリ第7大学客員研究者。1998年国際俳句雑誌「吟遊」を創刊、発行兼責任編集者となる。独、仏、米、英、伊、葡、スロヴェニア、マケドニア、ブルガリア、ニュージーランドなどの俳句や詩の国際イヴェントに参加。句集『猟常記』『真空律』『人体オペラ』『巨石巨木学』など。著書に『現代俳句キーワード辞典』『天才のポエジー』『世界俳句入門』など。またアメリカ、フランス、ルーマニアで百句集『未来の滝』出版など。1991年現代俳句協会賞受賞、2003年河東碧梧桐賞受賞。明治大学教授。世界俳句協会ディレクター。