音から作る映画2 アクースモニウム上映と関連イベント
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- チャーム・ポイント
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成26年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

映画版「映画としての音楽」
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事業概要
映画を音から作るプロジェクトの第二弾。通常の映画制作では、撮影との同時録音やアフレコとして付随的に扱われるサウンド・トラック(声や物音、音楽・音響)をあえて前面に押し出すことで、映画における映像(視覚表現)とサウンド(聴覚表現)のヒエラルキーを疑い、映画とは何かを再考しながら映画表現の拡張を試行する。今回は、音響芸術のジャンルであるアクースマティックとその演奏システムであるアクースモニウムを援用する。また、“音から作る映画1”での上演を映画にまとめて上映して前回からの橋渡しとするとともに、前回同様、作品制作と並行して、昨今のデジタル化に伴う映画・映像環境の変化について識者を迎えて討議する連続講座を一般公開で催し、考察を深める。
- 実施時期
- 2014年11月15日(土)~2015年3月28日(土)
- 実施場所
- アップリンク(東京都渋谷区) 両国門天ホール(東京都墨田区)
プロフィール
【チャーム・ポイント】
映画監督七里圭を中心に、それぞれフリーで活躍する、映像スタッフ、音楽家、美術家らが、既存の表現ジャンルに留まらない作品を制作、発表するために結成した。これまで、人の姿がほとんど映らない声と気配の劇映画(『眠り姫』)や、建築家との共作短編(『DUBHOUSE』)、ヴァージョン・アップし続ける連作短編(『To the light』)などを制作。またその実験的な上映活動も続けている。