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INERTIA

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
ザ・ローテーターズ公演製作委員会
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

宇治野が2004年より主に美術の現場で行ってきた『ザ・ローテーターズ』プロジェクトを更に発展させ、時間と空間を扱う表現を、劇場で上演される舞台作品として統合し発表する「公演」。 人間の能力を拡張するツール=人間の力を超越して「ダンス」するモーター機器(時にその恐怖)と、機械音によるテクノ・サウンドの快楽が共存する「サウンド・スカルプチャー」を核にしたマシン・シアター。 『ザ・ローテーターズ』は、作家自身のアイデンティティを形成した20世紀後半の日本の消費社会を背景に、20世紀初頭に「工業化する世界に個人がどう向きあうのか」ということで始まった西洋の「現代美術」を参照し、現在のグローバル化された、ポスト・インダストリアル社会における工業製品の文化的文脈と技術を独自の方法で解体/再構築する。 タイトルの「INERTIA(イナーシャ)」とは、モーターの回転を起こす力の慣性のこと。

実施時期
2014年12月13日(土)-14日(日)
実施場所
アサヒ・アートスクエア(東京都墨田区)

プロフィール

【宇治野宗輝】
1964年東京生まれ。東京藝術大学美術学部工芸科卒業。アートを通じた大量消費社会における「物質文明のリサーチ」として、電飾や電動ドリルなどを用いた『ラヴ•アーム』や、レコードプレイヤーや家電等の工業製品を独自の方法で構成した『ザ・ローテーターズ』などのサウンド・スカルプチャーを発表。国内外の美術館、ギャラリー等で展覧会、ライブパフォーマンスを行う。

個展:
2013 POP/LIFE、彫刻の森美術館、神奈川
2012 DUET、PSM、ベルリン(ドイツ)
2011 TRANSCRIBED、山本現代、東京
2009 UJINO AND THE ROTATORS、ヘイワード・ギャラリー・プロジェクト・スペース、ロンドン(イギリス)
など