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トム・ジョンソン《4音オペラ》 日本語版世界初演

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
有限会社ナヤ・コレクティブ
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

たった4つの音でオペラができるのか? ミニマル・ミュージック界の重要人物トム・ジョンソンによる痛快な一幕のオペラ。各パート1人、計4人の歌手とピアニストだけのシンプルな舞台で、まさに文字通り(ピアノ伴奏も含めて)4音しか使用していないにも関わらず、なんとも豊穣で「オペラらしい」パフォーマンスを実現してしまう、まるで謎のような作品。特筆すべきは、一見ミニマリズムとは無縁と思えるユーモアの存在。難解なものとしてとらえられがちな現代音楽の入門編としても、大変すぐれた作品といえよう。 歌詞は、まさに今演奏しているオペラについて語る内容。オリジナルの英語から、フランス語、スペイン語、ガリシア語、韓国語など多数の言語で訳詞上演されている。今回東京での上演にあたっては新しく日本語訳を作成、日本語版は世界初演となる。 前半には、ジョンソンの声を使った小作品(最新作を含む)に加え、足立智美によるオマージュ(委嘱新作)を演奏。

実施時期
2015年3月25日(水)
実施場所
杉並公会堂小ホール(東京都杉並区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【有限会社ナヤ・コレクティブ】
2004年設立。コンサート等舞台作品の企画・制作ワークを中心に、アーティストマネージメント、レコードレーベルの運営など多様な活動を展開している。特に、ジャンルを問わず前衛的、実験的な芸術作品を制作面で支えることに重点をおいている。「labo opera絨毯座/実験室vol.2」(制作/2008年)、「林千恵子メゾソプラノリサイタル」(企画主催/2011年)、東京現音計画(制作/2013年)でサントリー芸術財団佐治敬三賞受賞。