音から作る映画1「映画としての音楽」上演と関連講座
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- チャーム・ポイント
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

ボイス・パフォーマー、声楽家による「映画としての音楽」制作録音風景
撮影:charm point
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事業概要
映画を音から作り始める。そのための音楽は、いわゆる映画音楽ではないし、ある映像を喚起させるような標題音楽とも違う。それは、強いて言えば、音で書いたシナリオ。シナリオを、文学と映画の間にあるインターメディアととらえ、それを文字ではなく音(声)でつづる。そして、その「映画としての音楽」を、気鋭のボイス・パフォーマー、声楽家、演奏家たちにより、上演・発表する。 テキストは、オスカー・ワイルドの戯曲『サロメ」』。 作曲・演奏:池田拓実 演出:七里圭 ボイス・パフォーミング:さとうじゅんこ、徳久ウィリアム、山崎阿弥、山形育弘、今藤哲平、古賀彰吾、他。 また、関連講座「映画以内、映画以後、映画辺境」も開催。
- 実施時期
- 上演: 2014年4月26日(土) 講座: 2014年2月~5月に計3回実施
- 実施場所
- アップリンク(東京都渋谷区)
プロフィール
【チャーム・ポイント】
既存の表現ジャンルに留まらない作品を制作、発表するために、それぞれフリーで活躍する映像スタッフ、音楽家、美術家らが集い2012年に映画監督七里圭を中心として結成。これまでに、人の姿がほとんど映らない声と気配の劇映画(『眠り姫』)や、一切の台詞を排した映像詩(『ホッテントットエプロン-スケッチ』)、建築家との共作短編(『DUBHOUSE』)などを制作するとともに、その上映方法においてもさまざまな実験的試みを続けている。