東京デスロック+第12言語演劇スタジオ
『3人いる!(세 사람있어!)』
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 一般社団法人 unlock
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
2006年日本初演の『3人いる!』を韓国人キャストで上演する。本作は萩尾望都の人気漫画『11人いる!』をモチーフに書かれ、原作は韓国語にも翻訳され、韓国でも人気のある作品である。3人の人間の間でアイデンティティの崩壊・再構築・投影・固執といった変遷を目まぐるしく繰り返す、哲学的ともいえるテーマを喜劇的手法で描いた台詞劇。昨年初の翻訳及び海外での上演を行い、今年は2度目の上演となる。初演時は雑誌「韓国演劇」に戯曲が掲載されるなど好評を博し、僅か一年というスパンでの再演は、ソウルでの人気の高さを窺わせる。 作・演出:多田淳之介 翻案・演出協力:ソン・ギウン 出演:べク・ジョンスン、チェ・ソヨン、キム・フンマン 通訳・翻訳・ドラマトゥルギー:イ・ホンイ 舞台美術:キム・ダジョン 照明:イ・ミョンジン 他
- 実施時期
- 2013年10月25日(金)~11月3日(日) ソウル/韓国
- 実施場所
- 情報小劇場(ソウル)
プロフィール
【東京デスロック】
2001年発足。俳優の身体、観客、劇場空間を含めた、現前=現象をフォーカスした演出が特徴。古典から現代劇、パフォーマンス作品まで幅広く手がける。各地域、教育現場でのアウトリーチ活動等を積極的に行うと共に、東京都内での活動への還元を目指す。韓国、フランスでの公演、共同製作など国内外問わず活動する。
【第12言語演劇スタジオ】
演劇を出発点として、新しい創作と表現の方法を見出すことを目標とする若手アーティストグループ。繊細な小劇場演劇の作品を作り、文学作品の舞台化、海外とのコラボレーションなど、他ジャンル・他分野・他文化圏への境界線を行き来する作業に積極的に挑戦する。