加藤訓子欧州公演2013
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- Kuniko Kato Arts Project
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
加藤訓子ソロコンサート新作「ライヒ~ペルトの世界」英国初演、ベルギーでのマリンバコンクールの審査とマスタークラスの実施。 2009年から始まった加藤訓子のミニマルミュージックへの打楽器での取り組みは、2012年《ニューヨーク・カウンターポイント》を加え、スティーヴ・ライヒのカウンターポイントシリーズ全4曲として結実。その後新たに手がけたアルヴォ・ペルトの楽曲は、更に打楽器の多彩な音色とその世界観を広げ、究極のミニマリズムとして一層深みと広がりを増す。手法は全て加藤訓子の演奏による多重録音。ライブではそのプリレコード・パートと共演。切れ目のない音の繋がりとともに緻密に構成されたプログラミングにより、コンサート全体が音の渦のように広がる。
- 実施時期
- 2013年 7月11日(木) リッチフィールド/イギリス(リッチフィールド・フェスティバル) 7月12日(金) チェルトナム/イギリス(チェルトナム・ミュージックフェスティバル2013) 7月23日(火)、25日(木) シント=トロイデン/ベルギー (ユニバーサルマリンバコンペティション&フェスティバル)
- 実施場所
- Lichfield Cathedral, Lady Chapel (リッチフィールド) Parabola Arts Centre(チェルトナム) Emperor Hall(シント=トロイデン)
プロフィール
【加藤訓子】
日本を代表するパーカッショニスト。アンサンブル・ノマド、サイトウキネンオーケストラ、アンサンブル・イクトゥス(ベルギー)等へ参加。ダルムシュタット夏季現代音楽講習会クラニヒシュタイン賞、サントリー芸術財団第12回佐治敬三賞等受賞多数。2011年スティーヴ・ライヒのカウンターポイント代表作を打楽器用に編曲した「kuniko plays reich」を英リンレコーズより世界同時発売。世界各国の国際音楽祭へ招へいされる。
ローザス、加藤みやこ、中村恩恵等、ダンス作品の音楽監督や演出家・宮城聡との共同作品、NHK芸術劇場のテーマ音楽提供など多才な才能を発揮する。