第11回 ユネスコ記念能
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 公益社団法人 能楽協会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

©公益社団法人能楽協会
能「船辨慶 前後之替」 シテ:片山九郎右衛門
撮影:前島吉裕
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事業概要
本公演は能楽が後世に伝えるべき貴重な人類の財産として認定されたことを記念して毎年開催している。 本年度は、企画内容を大きく刷新、二部構成でより多くの方々が能楽に親しんで頂けるよう、各部の番組構成にも趣向を凝らし、能楽の魅力を存分に味わえる内容とした。各部ともシテ方五流が出演し、[昼の部]は神・男・女・狂・鬼(能の五番立)に基づく選曲で能本来の魅力を味わえ、[夜の部]は全て同じ演目を各流が演じることで、流儀の違いが楽しめ、愛好家もより楽しめることを目指した。また、出演者も次の能楽界を代表する演者を中心とした。 各部共、能の謡の文句が分かるように、国立能楽堂に設置されている前座席後側の液晶字幕スーパー表示機(日英二ヶ国語)を活用するほか、能楽を解説した日本語・韓国語・中国語・英語・フランス語・ドイツ語・スペイン語・ポルトガル語・イタリア語・ロシア語・アラビア語の入門冊子を無料配布し、初めて能楽をご覧になる方にもお勧めできるように努めた。
- 実施時期
- 2013年5月30日(木)
- 実施場所
- 国立能楽堂(東京都渋谷区)
プロフィール
【公益社団法人能楽協会】
1945年に設立。能楽界の中心として各役すべてを包含し、斯道の継承発展をもって我が国の伝統芸術を保持し、また公開をもって全国民に寄与し現在に至る。2010年3月に内閣総理大臣より公益社団法人の認定を受け、翌4月に登記。