To Belong -new ver.-(仮称)
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- Office A/LB 北村明子
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要
インドネシア×日本の国際共同制作。振付家・北村明子が2010年よりリサーチを開始し、舞台創作活動としては本年度で3年目。 人間の身体の「いま、ここ」と属性、日本、アジアの身体をテーマとし、ジャワ、マレー、ヒンドゥー文化等が共存するインドネシアの多様性とミックスカルチャー性の高い東京の地域性を核に、自然・宗教・科学への日常におけるアプローチを考える。アーティスト個人の死生観から読みとられる独自の物語と、現代のテクノロジーと伝統技法が結びつく様を舞台作品化する。 ある伝説・神話に対して、アーティスト個人の異なる国籍・宗教・思想から生まれる「対話」を通し、社会文化背景の差異と類似点を多層的に描くドキュメンタリー性をもつ構造である。また、様々な通信形式が可能な昨今、国境を越えた芸術共同作業のあり方を問い、現代における遠距離でのアーティスト同士のコミュニケーション方法を模索する過程自体を対話のコラージュとして構成する。
- 実施時期
- 2013年8月11日(日)~2014年3月22日(土)
- 実施場所
- National University of Singapore(シンガポール)
プロフィール
【北村明子】
振付家・ダンサー、信州大学人文学部准教授。早稲田大学入学後、Leni-Basso結成。1995年文化庁派遣在外研修員としてベルリンに留学。2003年American Dance Festival(USA)委託作品“Enact Oneself”がThe Independent Weekly紙のダンス・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。“finks”(2001)でモントリオールHOUR紙2005年ベストダンス作品賞受賞。2005年ベルリン「世界文化の家」委託作品“ghostly round”は世界各国で好評を博した。2010年からソロ活動を開始。