万作の会 狂言 北米公演
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 株式会社 万作の会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成24年度 東京芸術文化創造発信助成
事業概要
傘寿を迎えた人間国宝の野村万作を中心に、アメリカの主要都市で英語字幕を活用した狂言の公演ならびにワークショップを実施した。野村万作は1960年代から米国との交流および公演を続けてきたが、翻訳や機材の技術の向上により、字幕の表示内容が格段に分かりやすくなり、内容面で複雑な演目の上演も可能になってきている。 【今回のツアーで上演した狂言の演目】 「墨塗」「月見座頭」「首引」「梟山伏」「棒縛」
- 実施時期
- 2012年5月10日(木)– 19日(土)
- 実施場所
- マリーンズ・メモリアルシアター(サンフランシスコ、アメリカ)
CSMA/タテウチホール(マウンテンビュー、アメリカ)
ケネディセンター・テラスシアター(ワシントンD.C./アメリカ)
〔ワークショップ〕
SF国際アーツフェスティバル
シアター・オブ・ユーゲン
ケネディセンター
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【株式会社万作の会】
株式会社万作の会は、狂言師野村万作が、国内外での狂言の普及を目的に昭和46年設立。以来、さまざまな狂言・能公演の企画・運営をし、現在、年15回程度の主催公演を運営している。
野村万作は、3歳で初舞台を踏んで以来、昨年で舞台生活80年を迎えた人間国宝。軽妙洒脱かつ緻密な表現の中に深い情感を湛える品格のある芸は、狂言の一つの頂点を感じさせる。アメリカとの親交は長く深く、ハワイ大学、ワシントン大学で客員教授も務めた。