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檜垣女

採択団体・個人名
一般社団法人ARICA
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

2024年度 第2期 東京芸術文化創造発信助成カテゴリーⅠ単年助成芸術創造活動

事業概要

『檜垣女 Higaki-no-Onna』の上演ならびに、ワークショップの開催。
【公演】
世阿弥の謡曲『檜垣』をモチーフに、現代における「老い」「孤独」をジェンダーの視点から表現した。都市に住む高齢者の二人の女性は、若い男の「介護者」に指図を受けながら暮らしている。起きて顔を洗って体操をして、日常の動作を繰り返す。時折去来する昔日の華やかな記憶に、二人の心は揺れ動く。3人の身体を通じて、現代社会に露呈する「孤独」「共生」「女性性」など、さまざまな問いが反響する。
演出/藤田康城 テクスト/倉石信乃 音楽/福岡ユタカ 美術/高橋永二郎 出演/安藤朋子・岡田智代・矢野昌幸  制作/福岡聡
【ワークショップ】
転形劇場の「沈黙劇」から発展させてきたスローボディの方法論と、ARICAが培ってきた「労働行為の抽象化」による身体のメソッドを、次世代の演劇人たちに伝えた。
講師:藤田康城、安藤朋子

実施時期
【公演】2025年5月31日(土)- 6月3日(火)
【ワークショップ】2025年7月8日(火)- 7月10日(木)、7月22日(火)- 7月24日(木)
実施場所
【公演】HUNCH (東京都大田区)
【ワークショップ】北沢南区民集会場、新代田区民集会場、代田区民センター(東京都世田谷区)

プロフィール

【一般社団法人ARICA】
2001年創立。演出家、アクター、詩人、音楽家、美術家、デザイナーらのアートコレクティブであり、唯一無二のフィジカルシアターとして長年活動を続けている。
演劇やダンスといった枠を超え、視覚芸術や音楽、デザインなどのクリエイティブ・ワークと呼応するパフォーマンスである。身体と共振するライブ演奏、メカニカルな装置の導入等を通じて、常に身体表現の新たな地平を切り開こうとしている。海外公演も多数。