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エアスイミング

採択団体・個人名
小林桜子
助成区分
スタートアップ助成
助成タイプ
単年

2025年度 第1回 スタートアップ助成

事業概要

2025年10月23日〜11月2日にかけて、シャーロット・ジョーンズ作『エアスイミング』を上演した。1920年代の英国を舞台に、精神病院に収容された2人の女性の半世紀にわたる友情と希望を描いた二人芝居である。出演は小林桜子、加古みなみ、演出は安童有都。王子スタジオ1にて全12公演を実施し、延べ観客数は約225名にのぼった。上演後には観客との対話企画「哲学対話の会」も開催。創作過程では俳優・スタッフ間の対話を重ね、稽古場で生まれた言葉を「創作ノート」として発信するなど、創作から観客との交流まで「在り方を語る」ことを主軸に展開した。演劇によるエンパワメントを目的とする意欲的な自主企画となった。

実施時期
2025年10月23日(木)-11月2日(日)
実施場所
王子スタジオ1(東京都北区)

プロフィール

【小林桜子】
俳優・指導者。2019年よりフリーの俳優として活動を開始。イギリスにてスコット・ウィリアムズ氏にマイズナーテクニックを師事し、帰国後は同技法の指導にも携わる。フランスではクラウニングを学ぶ。現在は自主企画ユニット「カヌーは川の上」を主宰し、俳優主体の創作環境づくりを目指している。2024年『Proof』では翻訳・主演を、2025年『エアスイミング』では上演企画を手がけ、演劇による対話とエンパワメントを探求している。