- 開催時期
- 2025年12月18日(木)19:00~21:00(18:45開場)
- 開催場所
- アーツカウンシル東京 5階会議室
(東京都千代田区九段北4丁目1-28 九段ファーストプレイス5階)
- 時間
- 20年前からコロナ禍を経て、創作活動はどう変わったのか?
- 空間
- 劇場、アトリエ、オンライン、東京、地方、海外…創作の空間や場所はどう変わったのか?
- 人間(じんかん)
- 創作に集うアーティスト同士やアーティストと観客との関係性はどう変わったのか?
アーツカウンシル東京では発表活動だけではなく、リサーチや試演など作品制作のプロセスを含めて支援することで創造活動を促進するとともに、芸術団体のステップアップを後押しすることを目的として、長期的な活動に対して最長3年間助成する「東京芸術文化創造発信助成【長期助成】」を平成25(2013)年度より実施しています。
この度、令和3(2021)年度・令和4(2022)年度から3年間の助成対象となった2団体にご登壇いただき、その取り組みの成果や課題、アイデアを共有する報告会を開催します。
第一部では、共同アトリエ(円盤に乗る場)に集うアーティストらが自らの活動テーマや関心領域を深堀りし、新たな表現手法に取り組んだ事業(円盤に乗る派)と、コロナ禍下で一つのコンセプトをもとに自由に創作する新たな形の国際共同制作に取り組んだ事業(合同会社UPN)の2つをご紹介します。
第二部ではコメンテーターに大澤寅雄氏を迎え、創作の在り方と多様性について「時間・空間・人間(じんかん)」を切り口に登壇者とのトークセッションを行い、参加者も交えて情報交換を行います。最後には交流の時間を設け、創作のアイデアや登壇者・参加者の新たなコラボレーションが生まれるきっかけとなることを目指します。
登壇団体・登壇者・コメンテーター
- 登壇団体
- 円盤に乗る派
- 登壇者
- カゲヤマ気象台(劇作家・演出家/円盤に乗る派代表)
日和下駄(俳優/円盤に乗る派プロジェクトメンバー)
- 登壇団体
- 合同会社UPN
- 登壇者
- 坂田ゆかり(演出家/合同会社UPN代表・テラジアメンバー)
稲継美保(俳優/テラジアメンバー)
- コメンテーター
- 大澤寅雄(合同会社文化コモンズ研究所代表・主任研究員)
報告事業の概要
円盤に乗る場(令和3(2021)年度採択事業/3年間)
現代社会における芸術文化の意義を刷新するような新たな言説の創出を目指し、円盤に乗る派のアトリエ及びそのウェブページをプラットフォームに複数の芸術家の創作の過程、アイデアの実験、交流の様子等の通常は表に出ない部分を公開する取り組みを行った。
活動報告会、発表会(NEO表現まつり、NEO表現まつりサテライト、NEO表現まつりZ)、創作過程を掲載したフリーペーパーの発行、3年間の取り組みをまとめた冊子制作を行い、個々の芸術家がそれぞれの興味・問題意識をベースに、互いに刺激を与え合いつつ交流し、さらに具体的な取り組みを繰り返しながらそれぞれ従来の手法を超えた新たな表現方法を模索した。
テラジア|隔離の時代を旅する演劇(令和4(2022)年度採択事業/3年間)
新型コロナウイルスの世界的な流行とともに始まった新時代の国際協働プロジェクト。日本・タイ・ミャンマー・ベトナム・インドネシアのアジア各地で現代の信仰や死生観をテーマとした作品『TERA』を展開した。
インドネシア滞在リサーチ、映像作品の制作、国際フェスティバルの開催、「テラジア」のアーティストを対象としたインタビュー等(日英)のウェブ公開、ドキュメンタリーブック電子版の制作を行い、「互いに異なる文化をどのように尊重するか」「離れていても協働は可能か」「困難な状況下でいかに連帯し関わり続けることができるか」という問いに対して、芸術を介してこれからの時代の国際パートナーシップにおける一つのモデルケースを社会に示すことを目指した。
登壇団体・登壇者プロフィール
円盤に乗る派

「複数の作家・表現者が一緒にフラットにいられるための時間、あるべきところにいられるような場所」を作るための演劇プロジェクトとして2018年にスタート。劇場を訪れ、帰っていくまでに体験する全てを「演劇」として捉え、冊子の発行やさまざまなイベントの開催など、上演作品の発表だけにとらわれない活動を展開している。2021年にはコミュニティとしての共同アトリエ「円盤に乗る場」を設立し、表現にまつわる新しいつながりを探究している。近年の上演作品に『仮想的な失調』(2024年、東京芸術祭 2024プログラム)など。現在のメンバーはカゲヤマ気象台(劇作家・演出家)、日和下駄(俳優)、畠山峻(俳優)、渋木すず(アドバイザー/ウォッチャー)の4人。
https://noruha.net/
登壇者

カゲヤマ気象台(かげやま きしょうだい) 劇作家・演出家/円盤に乗る派代表
1988年静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。演劇プロジェクト 円盤に乗る派代表。劇作・演出・音響デザインを手がける。2015年よりセゾン文化財団セゾン・フェローに選出。『シティⅢ』で第17回AAF戯曲賞大賞受賞。

日和下駄(ひよりげた) 俳優/円盤に乗る派プロジェクトメンバー
1995年鳥取県生まれ。横浜国立大学卒。俳優・制作。2019年より演劇プロジェクト 円盤に乗る派に参加。以降のすべての作品に出演。2021年から2024年までこまばアゴラ劇場制作部に所属。2021年から2024年まで「NEO表現プロジェクト」プロデューサー。
合同会社UPN

フリーランスとして活動してきた坂田ゆかり(演出)と、渡辺真帆(ドラマトゥルク・通訳・翻訳)が、分野横断的な文化芸術事業を行うため組織した法人である。アートイベントの企画運営、作品制作、編集・出版など、領域にとらわれない活動を展開している。
https://upn-jp.com/
登壇者

坂田ゆかり(さかた ゆかり) 演出家/合同会社UPN代表・テラジアメンバー
演出家。2014年、アルカサバ・シアター(パレスチナ)との共同創作『羅生門|藪の中』を演出(フェスティバル/トーキョー14)。2018年、ヴェネチア建築ビエンナーレスペイン館に建築家ホルヘ・マルティン・ガルシアとの長期プロジェクト『Dear Gullivers』を出品。最新の演出作品『テラ』は、2018年東京(浄土宗 西方寺)、2019年チュニジア3都市(カルタゴ国際演劇祭)、2021年京都(臨済宗 興聖寺)、2024年ジャカルタ、バンドン(国際芸術祭 スアテラジア)にて、形と場所を変えながら上演を続けている。

稲継美保(いなつぐ みほ) 俳優/テラジアメンバー
東京藝術大学在学中より演劇を始め、フリーランスで活動している。これまでに、サンプル、岡崎藝術座、チェルフィッチュ、ミクニヤナイハラプロジェクト、バストリオ、オフィスマウンテン、東葛スポーツ、オル太、坂田ゆかり、川口智子などの作品に出演。また、海外ツアーにも多く参加し、ポーランドとの国際共同制作で演出家マグダ・シュペフト『オールウェイズカミングホーム』(2019年)に出演するなど、国内外問わず幅広い役柄をこなし、枠にとらわれない活動を行っている。俳優と並行して、アートプロジェクトを中心に様々な作品を展開する 居間 theater(2013年〜)、劇場の機能をプログラムとして街にインストールしていくプロジェクト con-cen(2024年〜)のメンバーとしても、様々な実験的な活動をしている。最新の出演作にヌトミック(作・演出・音楽:額田大志)『彼方の島たちの話』がある。
コメンテーター

大澤寅雄(おおさわ とらお)合同会社文化コモンズ研究所代表・主任研究員
1994年、慶應義塾大学卒業後シアターワークショップにて公共ホール・劇場の管理運営計画や開館準備業務に携わる。2003年、文化庁新進芸術家海外留学制度によりアメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長、東京大学文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員、ニッセイ基礎研究所芸術文化プロジェクト室主任研究員を経て2023年4月に文化コモンズ研究所を設立、代表・主任研究員に就任。
参加費
無料
定員
80名
申込方法
こちらのフォームより必要情報を記入のうえ、お申し込みください。
https://formok.com/f/ucpapn0d
申込締切
2025年12月18日(木)12:00
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
※参加受付メールをもって受付完了となります。参加受付メールが届かない場合は、お手数ですが下記の問い合わせ先までご連絡ください。
※お寄せいただいた個人情報は厳重に保管し、本報告会に関わるご案内のみに使用いたします。
情報保障
手話通訳・UDトーク®による情報保障があります。
注意事項
- 本報告会は主催者の広報及び記録目的に写真・動画・音声の収録を行います。記録は後日アーツカウンシル東京のウェブサイト等でレポート記事として公開します。予めご了承ください。
- プログラムの内容が変更になる場合があります。予めご了承ください。
クレジット
- 主催
- 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
お問い合わせ
東京芸術文化創造発信助成【長期助成】活動報告会 運営担当(藤原羽田合同会社)
E-mail:info_tokyojosei*fujihane.com(*を@に置き換えてください)




