『暮らしとペニス/音楽とヴァギナ』

撮影:明田川志保

撮影:明田川志保

撮影:明田川志保
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事業概要
演劇ユニット・食む派の2年ぶりとなる新作長編公演。
夏アンナ、藤家矢麻刀、2名の俳優それぞれの一人芝居を軸に三部構成で紡ぐ「わたしたちにとっての性器について」の物語。偽りのペニスが生えたとある女性と、睾丸を失った渡り鳥の男性が、それぞれの性にまつわる思考を巡らせ、記憶を思い出し、自身を回顧する。アンチ・ロマンチックを掲げつつ、どこかロマンチックに、性にまつわる悪意やひとの暴力性を、ユーモラスに淡々と、まっすぐ切実に悲哀をもって描き、観客へ展開した。
- 実施時期
- 2025年10月23日(木)-10月26日(日)
- 実施場所
- スタジオ空洞(東京都豊島区)
プロフィール
【食む派】
はぎわら水雨子が主宰する演劇ユニット。2022年1月に立ち上げ。
読み方は「はむは(hamuha)」。
ユニット名は、食を中心に生活を考える気持ちと、柔らかくもどこかシュールで少しグロテスクな響きから由来して名付けられた。生活や暮らしの身近なモチーフを、コミック的表現を用いてしれっと風変わりに取り上げ、最終的に「そう言われたらそうかもしれない」と妙な納得感をもたらす作風を特徴としている。




