CHIMERIA
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 花形槙
- 助成区分
- スタートアップ助成
- 助成タイプ
- 単年個人
2024年度 第2回 スタートアップ助成

CHIMERIA I – Exhibition(2025)撮影:荻原楽太郎

CHIMERIA I – 嵌合検査(2025)撮影:太田琢人

CHIMERIA I (2025) 撮影:上野貴弘
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事業概要
『技術的嵌合地帯-CHIMERIA』とは、メディアテクノロジーによって身体の可塑性を発揮し、資本主義システムや人間性規範に基づく「正常な」世界から転位する肉体たちのための自律領域である。参加者は〈ドク〉によって施される装置によって〈キメラ〉となることでCHIMERIAへ入ることができる。キメラたちはそこで実際に生活を営み、〈ビルダ〉とともに「キメラ中心主義的」ともいうべき空間を生成することを試みた。最後には〈ターミナル〉によって記録された痕跡を展示するエキシビションを行った。
- 実施時期
- 【擬態観察(パフォーマンス)】
2025年2月1日(土)ー2月2日(日)、2月7日(金)ー2月9日(日)
【Exhibition】
2025年2月15日(土)ー2月24日(月)
- 実施場所
- WHITEHOUSE(東京都新宿区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
【花形槙】
テクノロジカルに加速する資本主義社会において「私」であること、「人間」であることが揺らぐリアリティのもと、通信システム、ウェアラブルデバイス、義肢装具といった身体と世界とを関係づけるテクノロジーに着目し、現代における〈人間性の捻転〉を試みる。主な発表に「技術的嵌合地帯-CHIMERIA」(WHITEHOUSE, 東京, 2025)、「MOTアニュアル2023」(東京都現代美術館, 東京, 2023)、「Taipei Arts Festival」(Taipei Performing Arts Center, 台北, 2023)など。