両界ガムラン曼荼羅
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 特定非営利活動法人 日本ガムラン音楽振興会
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
令和4(2022)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成



事業概要
藤枝守作曲「ガムラン曼陀羅Ⅰ」(2020)と「ガムラン曼陀羅Ⅱ」(2023/初演)の上演。今回の公演では、2つの組曲となった「ガムラン曼荼羅」が「両界」として位置づけられた。 ガムランの演奏は、日本で唯一のスンダ(西ジャワ)音楽グループである「パラグナ・グループ」。舞踊は、ガムランとの共演を多数重ねてきたリアント、ボヴェ太郎、川島未耒、佐草夏美が出演。 ゴングを会場の真ん中に据え、その周りにガムランの楽器を円形に配置し「響きの曼荼羅」に見立て、作品の持つ円環的な構造を表現。観客が四方を取り囲む会場構成とした。 舞踊家は「陰陽」の象徴として、二組の男女の舞踊家が出演。楽器や観客の間を移動しながら曼陀羅の世界を体現し、会場全体を曼荼羅と捉えた独創的な作品となった。
- 実施時期
- 2023年5月5日(金)〜6日(土)
- 実施場所
- 自由学園明日館・講堂
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。
プロフィール
特定非営利活動法人 日本ガムラン音楽振興会
「ガムラン」は青銅打楽器を中心としたアンサンブルで、インドネシアを代表する伝統音楽として世界中で愛好され、各国では古典曲のみならず、新作も多数演奏されている。日本ガムラン音楽振興会は、ガムラン音楽の普及と振興のために、コンサートやワークショップの開催、国際文化交流事業を中心に幅広い活動を行っている。邦楽器など他ジャンルの楽器とのコラボレーション、舞踊とのコラボレーション作品を発表するなど、日本発信の新たなガムラン音楽の創作にも力を入れている。