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伶楽舎第十三回雅楽演奏会 ~武満徹「秋庭歌一具」

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
一般社団法人 伶楽舎
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成28年度 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム] 第1期

事業概要

武満徹(1930-1996)没後20年にあたる2016年、武満徹の代表作の一つであり、現代雅楽の傑作として名高い「秋庭歌一具」を、伶楽舎(演奏)と勅使川原三郎(新振付・舞)とのコラボレーションによって、日本から世界に向けて発信できる舞台作品を創造する。武満の音楽世界の真髄にせまり、かつ視覚的にも新しい魅力を兼ね備えた、これまでにない「秋庭歌一具」の表現に挑む意欲的な公演である。前半は、雅楽の古典様式の曲を組合せ、宮中の宴を再現する「露台乱舞」(芝祐靖復曲・構成)。武満作品が現代雅楽の斬新な響きで秋の庭(自然)を象徴するのに対し、芝作品は古典様式の響きでいにしえの貴族たちの雅な遊び(人の営み)を描いており、好対照を為すこの2作品をとおし、人と自然を含む大きな宇宙を、ホール全体の空間を使って表現する。

実施時期
2016年11月30日(水)
実施場所
東京オペラシティコンサートホール(東京都新宿区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【伶楽舎】
雅楽の合奏・研究を目的に1985年に発足。音楽監督・芝祐靖。現行の雅楽古典曲以外にも、廃絶曲の復曲や正倉院楽器の復元演奏、現代作品の演奏にも積極的に取り組んでいる。年2回の自主公演の他、国立劇場やサントリーホールなど国内主要ホール、海外フェスティバル等での公演、子どもを対象とした解説付きの公演やワークショップなど、活発な活動を行っている。これまでに「秋庭歌一具」を国内外で24回演奏している他、2002年にリリースしたCDは文化庁芸術祭レコード部門優秀賞を受賞。