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わが父、ジャコメッティ

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
悪魔のしるし
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

平成26年度 第Ⅰ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

20世紀美術史に大きな足跡を残した芸術家、アルベルト・ジャコメッティ。 極限まで切り詰められた痩身の塑像でよく知られているが、同時に彼は多くの肖像画も残している。 そのモデルとなった彼の身近に居た人たちの中に一人の日本人がいた。 彼こそ矢内原伊作、ジャコメッティとの濃密な対話すべてを記録に残した男である。 本作品では、伊作の残した対話記録を基盤としつつも、更にその上に別の層、とある父と子――すなわち演出家である危口(木口)統之とその父、齢70を越えた洋画家である木口敬三――の物語が重ね合わされることになるだろう。 作・演出:危口統之 原案:「ジャコメッティ」「完本ジャコメッティ手帖」矢内原伊作 / みすず書房 出演:木口敬三、木口統之、大谷ひかる 映像:荒木悠 音楽:阿部海太郎 照明:大島真(KAAT神奈川芸術劇場) 字幕操作:木口啓子 舞台監督:佐藤恵 グラフィックデザイン:宮村ヤスヲ 制作:悪魔のしるし、岡村滝尾(オカムラ&カンパニー)、澤藤歩(KAAT神奈川芸術劇場) 企画:悪魔のしるし/KAAT神奈川芸術劇場 共同製作:KAAT神奈川芸術劇場、KYOTO EXPERIMENT 主催:悪魔のしるし、CULTURE SCAPES

実施時期
2014年11月4日(火)〜11月11日(火) クール、ベリンツォーナ、バーゼル/スイス
実施場所
Theater Chur(クール) Teatro Soziale Bellinzona(ベリンツォーナ) Das Neue Theater am Bahnhof(バーゼル)

プロフィール

【悪魔のしるし】
劇作家・演出家危口統之の作品を上演する集団。
従来の演劇・パフォーマンスのシステムに対して、多方面からのアプローチを試み多様な作品を発表している。
構成員のほとんどが演劇を専門とせず、その表現は演劇のかたちをとりながらも、常にそれ以外の方法や、価値観を組み入れながら製作をしている。
参加者が出演者となったり、または、ある人物にとっての日常業務が舞台上に乗せられることによって、それを「演劇」と呼ぶなど、役者と観客の関係を融和させる活動が特徴的である。