『大きなトランクの中の箱』
※採択時点での情報です。
- 採択団体・個人名
- 庭劇団ペニノ／合同会社アルシュ
- 助成区分
- 東京芸術文化創造発信助成
- 助成タイプ
- 単年
平成25年度 第Ⅱ期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]
『大きなトランクの中の箱』（2013年）
撮影：田中亜紀
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事業概要
2004年から4年ごとに劇団アトリエ「はこぶね」で立ち上がった、不穏な妄想がうずまく奇妙な世界を舞台上の〈現実〉に出現させ話題を呼んだ3作品をひとつの〈箱〉にぎゅっと詰めこみ、新しい作品に作り上げた。また、それらの作品世界を縦横に展開させる、驚異的な舞台装置も見ものである。 3 + 1の世界／空間を行き来する無限のループは、醒めない夢の中にいるような、恐怖と愉悦にどっぷりと浸かる体験となるだろう。庭劇団ペニノ流『不思議の国のアリス』ともいえる、本作品はきっと、生々しくて、切実で、愛おしい。 作・演出：タニノクロウ 出演：山田伊久磨、飯田一期、瀬口タエコ、島田桃依
- 実施時期
- 2014年 5月24日（水）～25日（木） マンハイム／ドイツ 5月30日（金）～6月3日（火） ウィーン／オーストリア 6月13日（金）～15日（日） ブラウンシュバイク／ドイツ
- 実施場所
- Nationaltheater Manheim（マンハイム） blut im Küenstlerhaus（ウィーン) Kleines Haus（ブラウンシュバイク）
プロフィール
【庭劇団ペニノ】
タニノクロウを中心に2000年結成。2008年に劇団アトリエ「はこぶね」で初演した『苛々する大人の絵本』は、これまでベルリン HAU、スイス Theaterspektakl、オランダ Norderzone、ベルギー Nextfestival、ドイツ・ミュンスターにて上演。『誰も知らない貴方の部屋』は大阪、ヘルシンキ、スイス・ルツェルンにて上演した。2012年12月にはアンスティチュ・フランセ東京、庭劇団ペニノ、あうるすぽっとの共同企画『ちいさなブリ・ミロの大きな冒険』を上演し、タニノクロウの新たな一面を見せ好評を博した。