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源氏物語の女君たちⅠ–その情念を語る、奏でる 「桐壺」(箏の顚末vol.13)

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
箏の顚末実行委員会
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

2024年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 カテゴリーI 単年助成

事業概要

『源氏物語』第一帖「桐壺」より五つの場面を、朗読と箏演奏の融合で綴った公演。原文及び林望、谷崎潤一郎、円地文子など複数作家による現代語訳を松浦このみが朗読。音楽は箏奏者・八木美知依が書下ろした楽曲と即興演奏と歌で、千年前の物語を立体的に描き出した。監修を務めた早稲田大学陣野英則教授は、時代背景などを解説。 八木は、シーンによって箏、エレクトリック17絃箏、エレクトリック21絃箏、歌、エレクトロニクスを駆使し、平安時代から現代を繋ぐ音楽を形成。松浦は原文のリズムと、各訳者の個性を生かした表現で現代人を平安の世界へ誘った。 出演者:松浦このみ(構成・朗読) 八木美知依(作曲、箏、十七絃箏、二十一絃箏、歌、エレクトロニクス) 陣野英則(監修・解説) スタッフ:マーク・ラパポート(音楽プロデューサー・音響) 松浦正和(舞台監督・音響) 青柳美香(照明)

実施時期
2024年7月13日(土)
実施場所
ムジカーザ(東京都渋谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【箏の顚末実行委員会】
2011年より、朗読・松浦このみと箏奏者・八木美知依により結成。言葉の背後にあるものをいかに表現するかということをテーマに、「物語」を立体的に描く取り組みをしている。今作が13回目の公演。松浦は、作者の同意を得て作品の持ち味を損ねないよう、耳で聞いてわかりやすい独自の構成台本を作成。八木は、独自に改良した楽器と、音色を生かす奏法を追求、箏・エレクトロニクスでオリジナル音楽を創作・演奏している。
『源氏物語』は今後シリーズ化の予定。