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今藤政太郎復曲プロジェクト

※採択時点での情報です。

採択団体・個人名
「今藤政太郎作品演奏会」実行委員会
助成区分
東京芸術文化創造発信助成
助成タイプ
単年

令和2(2020)年度 第1期 東京芸術文化創造発信助成 [単年助成プログラム]

事業概要

「復曲」とは、かつて上演されるも今は音の伝承が途絶え、詞章すなわち長唄正本のみ残る曲について、そこに書かれる情報(上演の年月、劇場、演奏者、立方、正本の版元)、その当時の芸能・文化状況、社会状況、作曲者と考えられる立三味線(場合によっては立唄も)演奏者の他作品、他ジャンルの同時代の邦楽作品などから検討し、作品ができた時代の様式感、背景、作曲者の音楽的個性などを踏まえて「このような曲ではなかったか」と考え音をつけていく一連の活動である。今回は「めりやす」、とくに宝暦3年と12年にそれぞれ初演されためりやすの『花の縁』と『松むし』を取り上げ、2作品の背景を演劇面、音楽面から考証したのち、復曲初演した。また第二部として、安政5年のコレラ大流行時に記された長唄正本風戯作を作曲した、特別企画『三日転愛哀死々(みっかころり あいあいしし)』の演奏もお聴きいただいた。

実施時期
2020年12月15日(火)
実施場所
紫山会館 ※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。

プロフィール

【「今藤政太郎作品演奏会」実行委員会】
長唄三味線の人間国宝・今藤政太郎の舞台演奏活動引退を契機として、その作品および芸と心を次代に伝えるために創立された。今藤政太郎の作品演奏会のほか、彼の創造や芸術的意思の発信の機会を企画・実行する。