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【参加募集】文化事業のための無理しない評価~事業構築のプロセスから考える


開催時期
2026年11月5日(木)13時~17時、6日(金)10時~15時
開催場所
アーツカウンシル東京 大会議室

札幌・鳥取・東京の事例をもとに、新たな視点で地域課題にアプローチする手法を知る

近年、各地でさまざまなアートプロジェクトが実施されるようになり、地域での芸術文化活動がさらに広がっています。多様な分野を横断し、人々の暮らしに変化を生み出すこのような取り組みをさらに広げていくためには、今後どういった考え方が必要になるのでしょうか?
今回の講座では、2つのポイントで議論を進めます。
1つ目は、行政と民間の多様な主体がパートナーシップを組み、文化事業に取り組むことの可能性とその方法についてです。地域のなかで活動している市民団体や、専門家、研究者など、地域の面白さをよく知る主体と、制度化を担う行政とが協働することで、より豊かな文化事業をつくることができるのではないでしょうか。
2つ目は、事業実施の際に必要となる「評価の手法と活用」についてです。公共性の高い事業を進めるためには、評価の視点は欠かせません。
事業をつくるうえで誰とどのように協働するのか、そして事業実施後の評価のために、いつ、どのような方法で検討していくのか。
札幌・鳥取・東京の3つの事例を通して、ともに考えます。

  • 職位や担当部署を問わず、どなたでもご参加いただけます。文化事業を担当する部署以外の方のご参加も歓迎します。
  • 自治体の抱える政策的な課題に芸術文化の視点でアプローチしたい方、新規事業を検討中の方にもおすすめです。
  • 他地域の取り組みを知り、講師や参加者間のネットワークづくり、ご自身の業務の問題意識を明確にする場としてご活用いただけます。

講座スケジュール

【1日目】11月5日(木)13時~17時

13:00~13:45
オープニング・参加者自己紹介
13:45~14:30
基礎レクチャー
「評価をみかたにするために」
話し手:源 由理子(合同会社エ・バリュー/明治大学名誉教授)
14:30~14:45
休憩
14:45~15:45
「事業構築のプロセスから学ぶ①」
事例:札幌市文化芸術創造活動支援事業
話し手:小川 桜(札幌市市民文化局 文化部文化振興課)
15:45~16:45
「事業構築のプロセスから学ぶ②」
事例:一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム(TPlat/ティープラット)
話し手:竹内 潔(TPlat代表理事、鳥取大学地域学部准教授)
16:45~17:00
質疑応答・クロージング
17:00~17:30
(名刺交換会) ※自由参加

【2日目】11月6日(金)10時~15時(昼休憩あり)

10:00~10:15
オープニング・1日目の振り返り
10:15~11:15
「事業構築のプロセスから学ぶ③」
事例:東京都・区市町村連携事業
話し手:増井有真(国分寺市市民部 文化課文化振興担当係長/学芸員)
    大川直志(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)
11:15~11:45
事例の振り返り
11:45~12:45
休憩
12:45~13:45
キーワードディスカッション
13:45~14:45
全体討議「無理しない評価とは」
14:45~15:00
クロージング

【受講後】レポート提出

講座終了後2週間を目安に、講座のテーマについての課題レポート(1200字程度)を提出していただきます。

対象

地域課題への新しいアプローチを検討している自治体職員、自治体文化団体職員など

受講料

無料

定員

30名

申込方法

Peatix(https://art-to-chiiki-kouza2026.peatix.com)より申し込み
※定員に達した際は締切日より前に募集を終了する場合があります。

申込締切

2026年10月20日(火)17時まで

紹介事例

札幌市文化芸術創造活動支援事業

令和7年度採択団体「スパークプラグ・アライアンス」 

話し手:小川 桜(札幌市市民文化局 文化部文化振興課)

従来の行政による直接助成とは異なり、現場感覚と専門的な知見を持つ中間支援組織を介した支援の有効性を検証することを目的とした助成事業。令和4年度に単発で実施したのち、令和6年度から令和8年度までの3年間の実証実験事業として実施中。採択団体はこの事業を通じて、多様な創造活動への挑戦、福祉や教育等の社会的課題との連携、文化芸術の担い手育成を含む持続可能な協働モデルの構築に取り組んでいる。事業全体を通して得られた成果や課題を今後の札幌市における自律的かつ効果的な文化芸術支援の仕組みへと還元していくのがねらい。

一般社団法人鳥取クリエイティブプラットフォーム(TPlat/ティープラット)

鳥取県立美術館での哲学カフェの様子

話し手:竹内 潔(TPlat代表理事、鳥取大学地域学部准教授)

鳥取県内外で幅広く創造的な活動を行う個人や団体をつなぎ、いま、ここで暮らす人々の豊かな暮らしをつむぐためのプラットフォーム。鳥取ならではの創造性を見つける手がかりとなる情報や、暮らしの豊かさを創造していくために役立つリサーチ、政策提言についても県内外へ発信することを目指している。もともと人口最少県であり、今後人口減少で社会的資源がさらに減少していくことが避けられない状況にあるなかでも、誰もが自ら考え行動し、創造性にあふれた活動が持続的に展開され、その恩恵を地域住民が持続的に享受できる、そんな豊かな暮らしのある地域社会の実現は可能であると考え活動している。

東京都・区市町村連携事業

「からだで発見!まちを歩いて、おどってみよう!」(国分寺の〇〇探し)
撮影:松本和幸

話し手:増井有真(国分寺市市民部 文化課文化振興担当係長/学芸員)
    大川直志(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)

都内の区市町村と東京都、アーツカウンシル東京が連携し、地域のニーズや課題に即した文化事業を実施する事業。芸術文化に気軽に触れられる機会づくりや、地域における文化事業の担い手となる区市町村の新たな取り組みを後押ししている。この一環として2025年に実施した「東京都・国分寺市芸術文化連携事業」では、国分寺市が将来目標として掲げる「だれもが身近に文化芸術を感じられるまち」を指針に、市を拠点に活動するアーティスト・コレクティブと協働し、これまでにない視点でまちを巡るワークショップ「国分寺の◯◯探し」を企画・実施した。

ゲスト講師

源 由理子(合同会社エ・バリュー/明治大学名誉教授)

国際協力機構(JICA)、明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科教授を経て現職。専門は評価論。合同会社エ・バリューでは、質的・量的に文化事業の本質的価値を「共有し、伝えること」をめざす。主な著書に『プラス・ミュージアム:地域文化資源としての博物館論』(共著 2026 水曜社)、『プログラム評価ハンドブック:社会課題解決に向けた評価手法の基礎・応用』(共編著 2020 晃洋書房)、『参加型評価:改善と変革のための評価の実践』(編著 2016 晃洋書房)他。東京藝術大学芸術未来研究場客員教授。日本評価学会会長。

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課 事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:info-ap*artscouncil-tokyo.jp(*を@に置き換えてください)