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演習|自分のアートプロジェクトをつくる 2025

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
  • その他

自分のなかから生まれる問いをつかまえ、アートプロジェクトをつくる力を身につける

本演習では、参加者それぞれが自分の中の問いに向き合い、それをどのようにアートプロジェクトとして形にしていくのかを考えていきます。参加者は対面でのディスカッションや各自の発表のほか、講座以外の時間にもオンラインツールを利用した受講生同士やナビゲーターとのやりとりを通じて、自分の中にある問いと向き合い、「自分が本当にやりたいことは何か、なぜやりたいのか、アートプロジェクトを通して大事にしたいものとは何か」を考え、自分のアートプロジェクトを構想します。

演習には実践を続ける3名のゲストを招きます。それぞれのゲストから、活動をはじめた当初のモチベーションや活動の中で大事にしていること、現在探求していることなどについて伺い、ディスカッションを通して、これからアートプロジェクトを構想し動かしていくための方法について、学びとる機会を設けています。

これらの講座を通して、これからの社会に対して必要なアートプロジェクトとは何なのか、参加者自身が今後どう活動していくのかを考え、実践につなげていきます。

スケジュール

2025年10月5日(日)13:00〜17:30
第1回 イントロダクションと自己紹介
・主催者・スタッフ挨拶
・参加者自己紹介と企画構想共有
・イントロダクション「アートプロジェクトとは?」

2025年10月18日(土)13:00〜17:30
第2回 グループワークとディスカッション
・グループワーク「自分の立ち位置を確かめる」
・ディスカッション

2025年11月8日(土)13:00〜17:30
第3回 プレゼンテーションとディスカッション
・武田知也によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2025年11月15日(土)13:00〜17:30
第4回 プレゼンテーションとディスカッション
・小沢剛によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2025年12月6日(土)13:00〜17:30
第5回 中間発表
・構想中のプロジェクトの中間プレゼンテーション
・フィードバック
・プロジェクトを深める

2025年12月20日(土)13:00〜17:30
第6回 プレゼンテーションとディスカッション
・野田智子によるプレゼンテーション
・ディスカッション

2026年1月17日(土)13:00〜17:30
第7回 ディスカッション
・構想中のプロジェクトについてディスカッション
・最終発表へ向け準備

2026年1月31日(土)/2月1日(日)ともに13:00~18:00
第8回 最終発表
・自分のアートプロジェクトをプレゼンテーション
・講評
・これからのアートプロジェクトについて

参加費

32,000円(税込)/全8回

定員

14名
※書類選考・面接があります。

申込方法

TARLウェブサイトよりお申し込みください。

申込締切
2025年7月23日(水)13:00まで

注意事項
※日程、内容は変更となる場合があります。
※入金後、参加キャンセルによる返金には応じられません。
※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
※演習中のやりとりはDiscordというコミュニケーションツールを使用します。PCもしくはスマートフォンをご用意ください。使用方法については演習初日にご説明します。
※実施中の写真や映像、レポート等の記録は、本事業の運営・広報等に使用します。

ゲスト


武田知也(舞台芸術プロデューサー/一般社団法人ベンチ 代表理事)
1983年、横浜市生まれ。舞台芸術プロデューサー。一般社団法人ベンチ代表理事。
2006年~14年までNPO法人アートネットワーク・ジャパン所属。2008年から国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」の立ち上げに事務局スタッフとして関わり、2011年〜13年に制作統括。2014年冬からロームシアター京都開設準備室。同劇場で事業・企画担当。2018年~20年までフリーランスとしてロームシアター京都事業・企画担当、「さいたま国際芸術祭2020」キュレーターなど。舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事長。埼玉県川越市にてまちづくり・場づくりを手掛ける合同会社オンドメンバー。玉川大学芸術学部演劇・舞踊学科非常勤講師。


小沢剛(美術家/東京藝術大学教授)
1965年東京都生まれ。ユーモアを交えながら歴史や社会を鋭く批評する絵画、写真、映像、インスタレーションといった多様な手法の作品で知られる。東京藝術大学在学中から、風景の中に自作の地蔵を建立し、写真に収める《地蔵建立》を開始。1993年から牛乳箱を用いた超小型移動式ギャラリー《なすび画廊》や《相談芸術》を開始。1999年には日本美術史の名作を醤油でリメイクした《醤油画資料館》を制作。2001年より女性が野菜で出来た武器を持つポートレート写真のシリーズ《ベジタブル・ウェポン》を制作。2004年に個展「同時に答えろYesとNo!」(森美術館)、2009年に個展「透明ランナーは走りつづける」(広島市現代美術館)、2018年に個展「不完全―パラレルな美術史」(千葉市美術館)を開催。2013年には「光のない。(プロローグ?)」(作:エルフリーデ・イェリネク)において、初めて舞台演出、美術を手がける。2013年より、歴史上の実在する人物を題材に、事実とフィクションを重ね合わせ、物語を構築する「帰って来た」シリーズを制作。第69回芸術選奨文部科学大臣賞受賞(2019年)。


野田智子(アートマネージャー/Twelve Inc. 取締役)
1983年岐阜県生まれ、京都府在住。2020年よりアートマネジメントとメディアプロデュースを軸にしたアーツプロダクション「Twelve Inc.」を美術家の山城大督と共同設立し、アートの環境創造とアーティストとの協働を行う。アーティスト・コレクティブ「Nadegata Instant Party」メンバー。現代美術作品の販売、国際美術展の広報等を経験したのち、2013年〜2019年アートマネジメントを専門とした個人事務所「一本木プロダクション」を主宰。
2015年〜2017年Minatomachi Art Table, Nagoya[MAT, Nagoya]共同ディレクター。2018年〜2019年「あいちトリエンナーレ2019」ラーニングセクションマネジメント、2021年〜国際芸術祭「あいち」ラーニングコーディネーター。2023年〜名古屋城を舞台にしたアートプロジェクト「アートサイト名古屋城」のプロデューサー、2024年〜「かめおか霧の芸術祭」プロデューサーをつとめる。

ナビゲーター


芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。1989年にP3 art and environmentを開設。1999年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(ABI+P3 共同出版プロジェクト)など。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課事業調整係 Tokyo Art Research Lab(TARL)事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京
(東京都 千代田区 九段北 4丁目 1-28九段ファーストプレイス5階)

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画運営
P3 art and environment

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