ライブラリー

コラム & インタビュー

アーツカウンシル東京のカウンシルボード委員や有識者などによる様々な切り口から芸術文化について考察したコラムや、インタビューを紹介します。

2021/12/28

CASE05
ドイツ:ドイツのコロナ禍文化政策をまなざすことで見えてくる日本の「これから」(後編)

秋野有紀

ドイツの文化支援に関する不正確な情報が、等身大以上の理想的なイメージを拡散した点は否めない。とはいえ、コロナ禍に対処するドイツの文化政策には、それらを差し引いても、日本で好意的にまなざされることとなった側面が、もうひとつあった。文化と民主社会を絡めて話したグリュッタースの数々の発言である。

2021/12/21

CASE05
ドイツ:ドイツのコロナ禍文化政策をまなざすことで見えてくる日本の「これから」(前編)

秋野有紀

「ものの豊かさから心の豊かさへ」──戦後日本の文化行政の展開を時代背景とともに語るとき、当然のように繰り返され、使い古されてきたこの定式。その恐ろしい「呪縛」に気づいたのは、世界を未曾有の危機に陥れたあのパンデミックの渦中だった。

2021/11/19

CASE04
香港:コロナ禍でのチャンスとは

高橋瑞木

2019年の抗議運動とそれに続くコロナ禍、またその最中に導入された国家安全法と、香港は社会の目まぐるしい変化を経験している。

2021/09/17

CASE03
台湾:コロナ禍のなか、台湾における美術館、博物館の状況

黃姍姍

2019年末、まだ正体の分からないウイルスによる中国武漢での異常な感染状況が発覚した。痛ましい「SARS(重症急性呼吸器症候群)」の経験を持つ台湾政府は、いち早く警戒を強め、その感染症について12月31日に記者会見を行い、同日武漢からの渡航者の検疫を始めた。

2021/09/10

CASE02
オーストラリア:COVID-19に直面するアート界

米谷ジュリア

歴史はゆっくり進むと思いきや、突然、誰もが大変革の波に飲み込まれてしまう。

2021/08/02

CASE01
アメリカ:コロナ禍が引き起こした変容、コロナ禍でも進行する変容

藤高 晃右

2020年の3月4日、例年とあまり変わらない様子でNY随一のアートフェアであるアーモリーショーのVIPプレビューが開かれた。

2021/08/02

イントロダクション

2020年から続く新型コロナウイルスの流行は、私たちの生活様式を大きく変容させました。とりわけ新型コロナウイルスの社会的インパクトが大きかったのは、それが日常生活において最も重要なコミュニケーションに関わるものだったからだと言えるでしょう。つまり、人と会い、何かを伝えるという過程を通じて拡がるのがウイルスだからです。

2021/03/29

東京一年目のコロナ

高嶺 格

私は美術家であり、かつ美術大学で教える教員という立場である。ついでに言うと家庭を持つ夫兼父でもある。昨年3月末に秋田から東京へ越し、生活環境が大きく変わるとともに、新しい大学で教えはじめた。つまり日本でのコロナの感染拡大と同じタイミングで引越しをした。

2021/03/24

コロナ禍で舞台をつくること

山口佳子

2021年1月9日、10日、江東区の豊洲文化センター シビックホールにて、ダンサーの動きのサンプリングによってコンテンポラリーダンスを創作する試み「アドバンスト・コレオグラフィ vol.2」(以下アドコレ)を開催した。

2021/02/05

ディストピアな未来とウェルビーイング

長谷川 愛

私がウェルビーイングと聞くといつも思い出すのは、以前ドミニク・チェンさんの記事で読んだ「フローリッシュ」についてのこの箇所です。