アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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パートナーシップで公共を立ち上げる

ジャンル:
  • アートプロジェクト ,
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秋田・東京・沖縄の事例をもとに、新たな視点で地域課題にアプローチする手法を知る

近年、各地でさまざまなアートプロジェクトが実施されるようになり、まちなかでの芸術文化活動がさらに広がっています。多様な分野を横断し、地域の暮らしに変化を生み出すこのような取り組みは、地域を支える行政と、民間の主体が協働することによって、さらに発展し広がっていくのではないでしょうか。

本講座では、行政と民間の多様な主体がパートナーシップを組み、文化事業に取り組むことの可能性とその方法を学びます。文化を通じた領域横断的な取り組みを行うことで、地域の課題に対してさまざまなアプローチを仕掛けている秋田と沖縄、東京の事例を通して、どのように行政と民間とのよりよいパートナーシップを実現するのか、自治体の政策と現場をどう紐づけていくのか、それらの方法が、これからの「公共」を立ち上げるために果たす意義について、参加者のみなさんと考えます。

講座スケジュール

【1日目】 7月31日(木)13時~17時
13:00ー14:00 趣旨説明・参加者自己紹介
   オープニング
   「地域の多様な連携から、活動を育む」
   話し手:佐藤李青(アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー)
14:00ー15:00 セッション1
   「アートプロジェクトの広がりとパートナーシップの課題」
   話し手:芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
15:15ー16:45 セッション2
   「市民の創造的な場を、二人三脚でつくる」
   話し手:齋藤一洋(秋田市企画財政部 部長)
       三富章恵(NPO法人アーツセンターあきた 事務局長)
16:45ー17:00 クロージング

【2日目】 8月1日(金)10時~15時(昼休憩あり)
10:00ー10:15 オープニング
10:15ー11:45 セッション3
   「ジェネラリストと専門性:補完しあう関係性をつくる」
   話し手:上地里佳(沖縄アーツカウンシル チーフプログラムオフィサー)
       林立騎(那覇市市民文化部文化振興課主幹、那覇文化芸術劇場なはーと 企画制作グループ統括)
11:45ー13:00 休憩
13:00ー14:30 振り返り・ディスカッション
   「パートナーシップで公共を立ち上げるには」
14:30ー15:00 クロージング

【受講後】 レポート提出
講座終了後2週間を目安に、講座のテーマについての課題レポート(1,600字程度)を提出していただきます。

参加費

無料

定員

30名
※定員に達した際は締切日より前に募集を終了する場合があります。

申込方法

TARLウェブサイトよりお申し込みください。

申込締切
2025年7月14日(月)17:00まで

ゲスト


齋藤一洋(秋田市企画財政部 部長)
1988年秋田市役所入所。2005年から市民協働・都市内地域分権推進室にて住民自治と市民協働を経験。2009年市民サービスセンター、2010年企画財政部企画調整課配属、2013年から県市連携文化施設整備と芸術文化ゾーンを担当。2016年企画調整課長、市民力による文化創造プロジェクトを進める。2021年デジタル化推進本部長、2022年より現職。


三富章恵(NPO法人アーツセンターあきた 事務局長)
1981年静岡県生まれ。名古屋大学大学院国際開発研究科修了。2006年より、独立行政法人国際交流基金に勤務し、東京およびマニラ(フィリピン)において青少年交流や芸術文化交流、海外における日本語教育の普及事業等に従事。東日本大震災で被災経験をもつ高校生・大学生や児童養護施設に暮らす高校生のリーダーシップ研修や奨学事業を行う一般財団法人教育支援グローバル基金での勤務を経て、2018年より現職。


上地里佳(沖縄アーツカウンシル チーフプログラムオフィサー)
1988年沖縄県宮古島市生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、2013年東京アートポイント計画「三宅島大学」のアートマネージャーとして携わる。2014年より富山県氷見市を拠点とするアートNPOヒミングのアートマネージャーとして、市民とアーティスト、行政との協働のかたちを模索しながら、アートプロジェクトの現場運営を担う。2016年からはアーツカウンシル東京にて、東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Labを担当。2021年より現職。


林立騎(那覇市市民文化部文化振興課主幹/那覇文化芸術劇場なはーと 企画制作グループ統括)
1982年新潟県生まれ。翻訳者、演劇研究者。現在、那覇文化芸術劇場なはーと企画制作グループ統括、沖縄アーツカウンシルアドバイザリーボード。演劇ユニットPort Bで国内外のアートプロジェクトに参加し、東京藝術大学大学院特任講師(2014-17年)、沖縄アーツカウンシルプログラムオフィサー(2017-19年)、ドイツの公立劇場ドラマトゥルク(2019-21年)を経て、22年より現職。

ナビゲーター


芹沢高志(P3 art and environment 統括ディレクター)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科を卒業後、(株)リジオナル・プランニング・チームで生態学的土地利用計画の研究に従事。1989年にP3 art and environmentを開設。1999年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。著書に『この惑星を遊動する』(岩波書店)、『月面からの眺め』(毎日新聞社)、『別府』(ABI+P3 共同出版プロジェクト)など。

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
事業部事業調整課事業調整係 Tokyo Art Research Lab(TARL)事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京
(東京都 千代田区 九段北 4丁目 1-28九段ファーストプレイス5階)

チラシ

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
企画運営
P3 art and environment

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