アーツカウンシル東京の事業

nosmosis research 2024

  • 団体名 : nosmosis実行委員会
  • 区分 : 区分なし
  • 助成タイプ : 単年

事業概要

湯浅永麻を中心に、身体をコミュニケーションツールとして対話を試みるダンス&ダイアローグWSとダンサー向けのWSを継続した。そこで築かれた参加者との関係性を軸に、前年度からのコラボレーションアーティストであるチジャ・ソンと、ドキュメンタリー映像ディレクターの宮井優と共に「別れ」そしてそれに伴う「グリーフ/かなしみ」をテーマに、約半年間インタビューを中心としたリサーチを開始。2025年1月には、湯浅、ソン、宮井の3名が、3年にわたるリサーチから生まれた共感性・矛盾などをインスピレーションに、消化しきれない現状の中でもがきながらも、日々と向き合い生きる人々の深層をダンス作品として発表した。
過去2回のショーイング形式とは異なり、ダンス作品を創作することで、これまであまりパフォーミングアーツに触れる機会が無かった参加者や観客に、身体表現だからこそ可能な強度のある芸術表現を伝えることができた。

プロフィール

【nosmosis実行委員会】
コミュニケーションツールとしてダンスを媒介に、身体性や精神性、環境、世代、立場の違いなどが要因で芸術との接点を作りづらい人々と協働して対話を試み、そのプロセスやリサーチをより重視した活動。ワークショップやパフォーマンス作品の創作など、表現活動を通してその喜びに触れ、お互いの関係性や共生のあり方を共に考えるための、柔軟なプラットフォームを目指す。

実施場所

SHIBAURA HOUSE(東京都港区)
新宿村スタジオ(東京都新宿区)
ゲーテ・インスティトゥート東京(東京都港区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。