本展は、2023年の前回展から大西忠保氏が撮影した渋谷駅周辺エリアの写真200点に加え、原宿と代官山の写真100点を追加・再構成した。大判にプリントされた地図での撮影位置マップや、各写真に添えられたQRコードからGoogleストリートビューを通して、現在の風景との変化を見比べることができる。
また後援する渋谷区と連携して、渋谷区デジタルアーカイブサイト「SHIBUYA CITY RECORD」から展示写真と同年代の渋谷区広報紙も大判プリントにて展示し臨場感ある情報を伝えた。会期中には箭内道彦氏と千原徹也氏のトークセッションも開催。用意された席が全て埋まる中、渋谷に所縁のあるクリエイターから見る渋谷の過去と今を辿るイベントとなった。
各種新聞をはじめ、テレビやラジオなど多数メディアからの取材もあり、9日間という短い会期で通算約6,600名の来場者に展示を楽しんでいただいた。
【Commons Archive Collective】
Commons Archive Collectiveは埋もれたまま失われつつある記録を整理するアーカイブ構築と、それを視覚体系的にデザインすることによって記録自体の価値を伝え、資産として共有することを目的に活動している。
渋谷ヒカリエ8階 8/COURT(東京都渋谷区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。