11月23日から12月1日までの9日間にかけて、有楽町朝日ホールおよびヒューマントラストシネマ有楽町にて国際映画祭「第25回東京フィルメックス」を開催。世界の映画祭で話題になったアジア出身監督の最新の作品を中心に、25本の長編作品を日本の観客に紹介した。コンペティション部門の最優秀作品賞にはジョージアのデア・クルムベガスヴィリ監督『四月』が輝き、イギリス/インドのサンディア・スリ監督『サントーシュ』が審査員特別賞と学生審査員賞を同時受賞。また、シンガポール出身のチャン・ウェイリャン監督が台湾で製作した『白衣蒼狗』(共同監督:イン・ヨウチャオ)がスペシャル・メンションを獲得し、プログラム全体を対象にした観客賞にはコンペティション部門の審査員を務めた中国のロウ・イエ監督の最新作『未完成の映画』が輝いた。
また、11月15日から21日にかけてはヒューマントラストシネマ有楽町にてプレイベント「今だけ!スクリーンで:東京フィルメックス25年の軌跡」を実施し、全6作品を上映した。
【認定NPO法人 東京フィルメックス】
東京フィルメックスは2000年に創設され、アジアを中心に、世界中から新進気鋭の監督たちの独創的な作品を集めた国際映画祭として毎年開催されている。アジアの優れた新進作家を紹介するコンペティション部門、映画の最先端を切り開く著名な監督の新作を紹介する特別招待作品部門など、創造性溢れる多様な作品を紹介している。
有楽町朝日ホール、ヒューマントラストシネマ有楽町
(東京都千代田区)