アーツカウンシル東京の事業

第一回聲響會

  • 団体名 : 聲響會
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

【能楽本公演および事後講座】
能楽最高峰の演目の一つ「松風」を、業界の慣例的選曲・配役を突破して、シテ鵜澤光 ツレ鵜澤久の配役にて当代を代表する演者と共に上演した。その他に、山本東次郎作の狂言謡「うれしき春を」を特別な演奏形式である一調にて、「笠之段」を同じく一調にて、第一人者と次世代を担う演者での共演を実施した。また、本公演と別日程での事後講座を行い、観客と共に作品内容を深く掘り下げる試みを行った。

出演:御厨誠吾 田邊恭資 鵜澤光 鵜澤久 観世銕之丞 大倉源次郎 三島元太郎 山本則秀他

プロフィール

【聲響會(せいきょうかい)】
より良い謡(聲)と囃子の楽器の音(響)を追求し、能楽を確実に継承し技芸のさらなる向上を目的とした同人組織。共に国立能楽堂三役研修修了者であるワキ方・御厨誠吾と小鼓方・田邊恭資を中心に、シテ方・鵜澤光に協力を求め2024年に結成した。本公演の他、観客と演者が共に作品を学ぶ場として実演を交えた講座を展開する。

実施場所

本公演:銕仙会能楽研修所(東京都港区)
事後講座:国立能楽堂大講義室(東京都渋谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。