アーツカウンシル東京の事業

ジョアン・カマレロ来日公演 ゲスト:笹久保伸

  • 団体名 : verdeazul music
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 音楽

事業概要

ブラジル大使館及びギマラインス・ホーザ文化院の後援の元企画された、ブラジルの新世代ギタリストであるジョアン・カマレロ による来日公演。オープニングゲストとして日本を代表するギタリストである笹久保伸を招き、第一部は笹久保氏、第二部はカマレロ氏、第三部のアンコールはギターデュオという構成で行われた。チケットはソールドアウトでキャンセル待ちが出るほどの人気で、多くの人々で会場が埋め尽くされた。笹久保氏はペルー音楽をルーツとしながらもコンテンポラリーな要素を取り入れた作風で会場を圧倒し、カマレロ氏はブラジルの古典音楽であるショーロを基盤とした音楽スタイルと圧倒的な演奏力で人々を魅了した。アンコールでの二人のコラボは、ブラジル音楽とラテン音楽の見事な組み合わせで両者の良さが存分に出たギターデュオで、後は会場は拍手に包まれスタンディングオベーションとなった。

プロフィール

【verdeazul music】
(Tatsuro Murakami) 1995年東京生まれ。作曲家・ギタリスト・プロデューサー。高校卒業後に単独で渡伯し、日本人として初めてサンパウロ州立タトゥイ音楽院ショーロ科 Tatui Conservatory of the state of Sao Paulo をクラシックギター専攻で卒業。音楽院在学中より作曲家としても活動し、アンビエント系の海外レーベルより数多くのリリースを重ねている。約7年間のブラジル滞在後、日本へ帰国後はブラジル人アーティスト来日の同時通訳やインタビュー、ブラジル音楽に関する記事や日本盤リリース等に数多く携わる。

実施場所

白寿ホール(東京都渋谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。