アーツカウンシル東京の事業

日本のうたをきく vol. 1

  • 団体名 : 藤川大晃
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 音楽

事業概要

日本語歌曲の新たな制作・演奏・鑑賞空間を探る演奏会シリーズ「日本のうたをきく」は、作曲家・音楽家の藤川大晃によって2023年に始められた。その本格的な始動となった本事業では、日本語歌曲の特性を詩と音楽の両面から見直し新たな可能性を追求するため、詩人の張文經を迎え、設計段階から詩人と作曲家が共同で制作を行った。
公演では、複数のスピーカーが客席を囲む空間音響を活用し、環境音や電子音響に包まれた鑑賞空間で言葉と音楽のあわいを体験する新たな歌曲演奏会の形が提示された。

【出演】
うた:濵野杜輝 Toki Hamano
語り:竹内將人 Masato Takeuchi
詩:張文經 Bunkei Cho
作編曲・ピアノ・電子音響:藤川大晃 Daiko Fujikawa

プロフィール

【藤川大晃】
京都市出身。東京藝術大学音楽学部作曲科、同大学院音楽研究科作曲専攻修士課程をそれぞれ卒業・修了。第23回奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門一般の部第1位。日本の伝統音楽、特に能について理論的/実践的に研究しており、それらに内在する時間や日本語が持つ音楽構造を自らの作品に応用するなど、日本の音、コトバや文化の関係性を追求しそれが導く普遍性を探求している。
現在、東京藝術大学音楽学部非常勤講師。

実施場所

マリーコンツェルト(東京都板橋区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。