アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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Artpoint Meeting #05 公開報告会

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  • アートプロジェクト

東京都内各地でアートプロジェクトを展開してきたNPO11団体が、今年度の活動について公開プレゼンテーションを開催。どんな出会いと悩みが生まれたのでしょうか?1年間の活動を振り返りながら、改めて、日常や社会に芸術文化が果たしえる可能性について考え、ことばを紡ぎます。アートプロジェクト、コミュニティに関わるプロジェクトに関心のある方、是非、お越しください。

東京アートポイント計画 2017年度事業紹介

東京アートポイント計画は、地域社会を担うNPOとともにアートプロジェクトを実施し、NPOの活動と組織の両面の成長を支援する取り組みです。今年度は、全11事業を共催しました。そのうち、公募により新たに参加した2組の団体と新プロジェクトに取り組んでいます。各事業について、プログラムオフィサーがご紹介します。

TERATOTERA

一般社団法人 Ongoing [JR 高円寺駅ー国分寺駅地域]
http://teratotera.jp/
JR 中央線高円寺駅~国分寺駅区間をメインとした東京・杉並及び武蔵野、多摩地域を舞台に展開するアートプロジェクト。Art Center Ongoing の代表である小川希がディレクターを務め、多様な表現をまちなかで展示・発表してきました。プロジェクトを通して新しい価値を発見する TERAKKO(ボランティア)とともに、様々な企画を展開。特に三鷹で開催した「TERATOTERA 祭り」では、「Neo-political」をテーマに第一線で活躍する 11 組のアーティストが新作を発表しました。アートによってつながったコミュニティが、どのような関わりを育むことができるのか。新たなサードプレイスをつくりだす挑戦でもあります。(村岡)

小金井アートフル・アクション!

NPO 法人アートフル・アクション、小金井市 [小金井市]
https://artfullaction.net/
小金井市をフィールドに市民がアートを通して心豊かな生き方を追求するきっかけをつくることを目指すアートプロジェクト。今年度は、ポーランドから訪れた 6 名のアーティストが市民参加型のワークショップでつくりあげた作品を発表した「Hi-Blood Pressure」、文化活動家・アーティストのアサダワタルと 3 年間をかけて取り組んできた「小金井と私 秘かな表現」の総決算となった「想起の遠足」、市内の小学校でアーティストと取り組んだ「学校連携事業」、市内の生活介護事業所「かがわ工房」と連携した展覧会も実施しました。地域の日常に寄り添う多彩なプログラムを、市民とともにパッチワークのように紡いで実施しています。(佐藤)

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

東京藝術大学音楽学部・大学院国際芸術創造研究科、NPO 法人音まち計画、足立区 [千住地域]
http://aaa-senju.com/
足立区千住地域を舞台にアートを通じた新たなコミュニケーション(縁)を生み出すことを目指す市民参加型のアートプロジェクト。市民とアーティストが協働して、「音」をテーマとした多様なプログラムをまちなかで展開しています。現代美術家・大巻伸嗣「Memorial Rebirth 千住」、作曲家・野村誠「千住だじゃれ音楽祭」、文化活動家・アーティスト・アサダワタルによる「千住タウンレーベル」など、千住ならではのプロジェクトが満載。「Memorial Rebirth 千住 2017 関屋」では 100 名を超えるボランティアが参加するなど、音まちを中心にした円(縁)は広がり続けています。(村岡)

汐入タワープログラム

一般社団法人 CIAN、荒川区 [南千住地域]
http://www.shioiritower.net/
美術家・川俣正の発案により、水辺から東京を眺める物見台として都立汐入公園(荒川区)に設置された「汐入タワー」を基点に、都市の新たな風景を生み出すことを目指すアートプログラム。今年度は汐入タワーの公開終了をうけ、クロージングイベント「さよなら汐入タワー いままでありが塔」を実施。音をテーマに多様なパフォーマンスを行うサンガツや音楽家の古川麦、そして川俣とともに、参加型の音楽づくりや、タワーの木材を活用した記念品や楽器づくりなど、最終日ならではのプログラムを行いました。建設当初より様々な人の手により形づくられ、6年間地域のシンボルとして親しまれたタワーは、多くの人に見守られ、みなの記憶に刻まれつつその役目を終えました。(坂本)

トッピングイースト

NPO 法人トッピングイースト [東東京地域]
http://www.toppingeast.com/
響きの美しい鮮やかな音粒を東東京エリアに振りまきながら、音楽がまちなかでできることを拡張していくアートプロジェクト。音楽プログラムへの多様な参加手法を探り、実践しています。子供が世界中の楽器・音楽に触れ、子供の保護者や、地元企業・団体をはじめ地域とともにつくりあげる「ほくさい音楽博」。和田永「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」から派生したチームによる「東京 Orchest-Lab レジデンス」では、新たな家電楽器の制作を繰り広げました。「BLOOMING EAST」は、音楽家との対話と勉強会の二軸で実施。まちなかでの音楽プログラムの展開可能性について、ことばにしながらチーム形成を試みています。(上地)

リライトプロジェクト

NPO 法人インビジブル [六本木地域 ほか]
http://relight-project.org/
人間の「生と死」をテーマにつくられ、東日本大震災を契機に消灯した東京・六本木のパブリックアート『Counter Void』(作・宮島達男)。問いと気づきを生み出すシンボルとしてこの作品を再点灯させることを目指し、2015 年に始動したアートプロジェクトです。今年度は『Counter Void』を 3 月 11 日から 3 日間限定で再点灯する「Relight Days」を開催。また、市民大学「Relight Committee」を通し、アートが持つ創造性や想像力を用いて、社会に新たな価値をつくり、行動する人の育成に努めました。それらの実践を元に企画した、アートと都市における実践を考える国際シンポジウム「Relight Symposium」は告知開始からすぐに満員に。都市におけるアートプロジェクトの可能性をますます体感した1年でした。(中田)

東京スープとブランケット紀行

一般社団法人指輪ホテル [江古田地域 ほか]
http://soupblanket.asia/
劇作家、演出家、俳優の羊屋白玉の愛猫の今際の際(いまわのきわ)に、ゆかりのある人々が食べ物(=スープ)やあたたかい毛布(=ブランケット)を持ってきてくれたことに起因する「みとり」を考えるアートプロジェクト。2014 年から毎月、命日である 17 日前後にまちの移ろいを確かめ、市場の閉場、商店の閉店、廃屋の解体や新しく立ち上がる景色を見つめてきました。東京の移ろいの速度に向き合い、減速を試み、立ち止まってみた 4 年間。集大成となる半年間のプログラム「R.I.P. TOKYO」を 11 月に終え、改めて「なんだったのか」をかたちにするべくアーカイブを制作中。スープとブランケットの旅は続きそうです。(大内)

Betweens Passport Initiative

一般社団法人 kuriya [新宿区ほか都内各所]
https://medium.com/betweens-passport-initiative/
「移民」の若者たち「ユース」を異なる文化をつなぐ社会的資源と捉え、彼らのエンパワメントを目的とするアートプロジェクト。「ユース」を取り巻くコミュニティは、定時制高校や夜間中学といった教育機関に属するか、アルバイトや家庭、エスニックコミュニティなどに限定されています。今年度は定時制高校との連携とプログラム開発の可能性をテーマにディスカッションを定期的に実施しています。既存の機関に所属しない「ユース」の状況をアーティストとリサーチするプログラムも始動しました。(佐藤)

東京ステイ

NPO 法人場所と物語 [都内各所]
http://bashomono.com/tokyo-stay/
東京の文化的価値を発掘する手法として「ステイ」(旅人と住人の中間の視点を持つ滞在体験)を用いて、そのアプローチの有効性を探り、東京に残したい場所の価値の言語化・発信を試みるプロジェクト。今年度は、リサーチの視点や手法を学ぶレクチャー企画の実施や、指令に沿ってそこには居ない誰かや何かを想いながら東京のまちを巡る「ピルグリム(巡礼)」の実験を重ねてきました。その過程で、「東京ステイ」とは「共居」※を獲得する稽古であり、その手法を開発する試みなのかもしれないと気づきました。多様な人々が暮らす東京のまちで、他者と「共に居る」感覚を目覚めさせていくことは、私たちの想像力を逞しくさせるはずです。(嘉原)
※共居とは、中国語で物事が同時に存在する意

HAPPY TURN(仮)

NPO 法人神津島盛り上げ隊 [神津島]
約1900人が暮らす伊豆諸島のひとつ神津島において、島と関わる人々の島へのシビックプライドを醸成することを目指すアートプロジェクト。島民に加えて、島を離れて暮らす人、島外から移り住む人、一時的に滞在する人、など様々な立場の人々を対象に、島の歴史や生活文化など地域資源について学び合う機会を生み出すことで、島内外の幅広い世代が島と関わるための場づくりや仕組みについて考えていきます。(上地)

500年のcommonを考えるプロジェクト「YATO」

社会福祉法人東香会 [町田市忠生地域]
町田市でユニークな保育事業を展開する団体が、保育園や寺院の遊休施設を取り巻く里山環境一帯を舞台に、土地の歴史や性質を踏まえながら、今後 500 年続く場と人のつながりを設計する準備プロジェクトです。500 年という果てしない時間を、どのようにして身体化することができるのか。人の想像力の可能性を引き出すようなアートプロジェクトが立ち上がろうとしています。(嘉原)

定員

60名(要事前申込)
※定員になり次第、申し込みを締め切ります。

参加費

無料

申込方法

開催日の前日までに、こちらのウェブフォームよりお申し込みください。

※お預かりした個人情報は、本事業の運営及びお知らせのみに使用します。
※定員になり次第、申込みを締め切ります。
※プログラムは変更になる可能性がございます。

東京アートポイント計画とは

Artpoint Meetingは東京アートポイント計画の一環で実施しています。東京アートポイント計画は、東京の地域社会を担うNPOとともにアートプロジェクトを実施し、NPOの活動と組織の両面の成長を支援する先進的な取り組みです。目指すのは、日常や社会に芸術文化が根付き、長期的な東京の魅力創造につながること。そのために、アートプロジェクトを担う人材の育成や活動基盤の整備も重視しています。
https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/what-we-do/creation/hubs/


東京アートポイント計画に参加したいNPOを募集中!
東京アートポイント計画では毎年、新たな共催団体(NPO法人のほか一般社団法人や社会福祉法人等の非営利団体)を公募しています。アートプロジェクトを通じ、地域や社会のテーマに寄り沿う意欲的なプロジェクト企画を歓迎します。ぜひ奮ってご応募ください。
詳しくはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係
TEL:03-6256-8435(平日10:00~18:00)/080-9081-0171(イベント当日)
E-mail:info-ap@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

アーツカウンシル東京 大会議室
※アクセス情報はこちら

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主催
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

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