アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

  • 開催終了

第14回恵比寿映像祭「スペクタクル後」

ジャンル:
  • 美術・映像 ,
  • 展覧会・上映会

誰もが経験したことのないパンデミックによって、私たちの日常は大きく変化しました。その中においても、映像はより身近なメディアとして浸透し、社会、政治、経済、文化の変化を映し出すツールのひとつになっています。とりわけ、ソーシャルメディア上のコミュニケーションによって、誰もが複層的な次元で映像体験が可能となった現代は、祝祭的イヴェントから、災害や戦争などの出来事まで、いかなる情報も、一大スペクタクルに見える時代です。
スペクタクルという言葉は、風景や光景という意味のほかに、しばしば壮大な見世物という意味で使われています。その語源、ラテン語のspectaculum(スペクタクラム)には、光学的な意味と同時に、地震や火山噴火などの天変地異などが含まれていました。19世紀になると、近代国家の誕生とともに、博覧会、写真、映画のなかで、それまでの天変地異は、壮大な風景や見世物として視覚的に再現され、人々に受容されていきます。

第14回恵比寿映像祭では、「スペクタクル後」をテーマに19~20世紀にかけての博覧会や映画の歴史から現代にいたるイメージおよび映像表現について考察します。現代作家による展示や上映、イヴェントに加え、小原真史氏をゲスト・キュレーターに迎えた博覧会関連資料と当館コレクションによる企画や、映像作家・遠藤麻衣子氏によるオンライン映画プロジェクト、さまざまな作品との出会いを拡げる教育普及プログラムなどの新たな構成によって、映像体験の可能性を探っていきます。

※出品作品、プログラムおよび出品作家については、変更する場合があります。
※諸般の事情により、開館時期・内容等を変更する場合があります。プログラムの詳細等、最新情報は公式ウェブサイトをご確認ください。

ゲスト・キュレーター

小原真史

出品予定作家

遠藤麻衣子、藤幡正樹、平瀬ミキ、ラウラ・リヴェラーニ&空音央、三田村光土里、小田香、パンタグラフ、佐藤朋子、アマリア・ウルマン、山谷佑介、サムソン・ヤン ほか

料金

入場無料
※3階展示室、定員制のプログラム(上映、イヴェントなど)、一部のオンラインプログラムは有料
※オンラインによる日時指定予約を推奨します

お問い合わせ

東京都写真美術館
TEL:03-3280-0099(代表)

開催場所

東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所 ほか

チラシ

クレジット

主催
東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館・アーツカウンシル東京、日本経済新聞社
共催
サッポロ不動産開発株式会社、公益財団法人日仏会館
後援
株式会社TBSホールディングス、J-WAVE 81.3FM
協賛
サッポロビール株式会社、東京都写真美術館支援会員