アーツカウンシル東京が主催・共催するイベント情報

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キャパシティビルディング講座 2024
【オンライン公開講座】

ジャンル:
  • 講座・シンポジウム

~創造し続けていくために。芸術文化創造活動のための道すじを“磨く”

芸術文化と社会の関係性を広い視座でとらえ、芸術文化創造活動の担い手が取り組む課題解決や新たな価値創造、目標達成に必要な思考力やスキルを多面的に磨く講座です。
公募選考による受講生を対象とした対面の連続講座が基本ですが、第2、4、6回講座は一部をオンライン公開し、どなたでもご覧いただけます。

実施日時

手話通訳・文字支援付き
◎各回:18:30〜20:00 講義・質疑応答(予定)

2024年8月30日(金) 活動の意義を伝える評価軸を磨く
2024年10月23日(水)実践者との対話を通じ活動の推進力を磨く
2025年1月7日(火) 芸術文化の価値を問い直す力を磨く

講座内容

各講座のゲスト講師と、本講座のファシリテーター/アドバイザーの小川智紀氏、若林朋子氏を迎え、以下の講座をオンラインにて実施します。リアルタイム受講では参加者からの質問やコメントも受け付ける質疑応答の時間を設けます。

■ 活動の意義を伝える評価軸を磨く
ゲスト講師:源由理子
 ・評価の考え方や方法論を学ぶ。
 ・芸術文化事業の“社会的価値”を引き出す評価について考える。
 ・評価軸を持つことで組織・活動強化につながる道筋を探る。

■ 実践者との対話を通じ活動の推進力を磨く
~「表現未満、」という考え方を通して実現する対話と表現とまちづくり

ゲスト講師:久保田翠
 ・活動を継続・展開するきっかけや問題・課題をプロジェクトとして実践する。
 ・アートプロジェクトを社会化するための手法(芸術文化が生きること、事業に与えるインパクトとは。その可能性を考える)。
 ・福祉をアート的な手法で実践する。

■ 芸術文化の価値を問い直す力を磨く
ゲスト講師:是枝裕和
 ・社会にとってなぜ創造活動が必要か問い直す。
 ・芸術文化を取り巻く環境を俯瞰し、活動の価値を客観的に捉え直す。

ファシリテーター/アドバイザー、講師プロフィール(敬称略)

【ファシリテーター/アドバイザー】

小川智紀(おがわ とものり)
認定NPO法人STスポット横浜 理事長、社会福祉士
1999年より芸術普及活動の企画制作に携わる。2004年、STスポット横浜の地域連携事業立ち上げに参画。2014年より現職。現在、アートの現場と学校現場をつなぐ横浜市芸術文化教育プラットフォーム事務局、民間の芸術文化活動を支援するヨコハマアートサイト事務局を行政などと協働で担当。またNPO法人アートNPOリンク理事・事務局長として、厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業の連携事務局を担当。NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク理事。NPO法人子どもと文化全国フォーラム理事。「子ども白書」編集委員。愛知大学、学習院女子大学院非常勤講師。

 撮影:安田有里 ©Ko Na design
若林朋子(わかばやし ともこ)
プロジェクト・コーディネーター、立教大学大学院社会デザイン研究科 特任教授
デザイン会社勤務を経て、英国で文化政策とアートマネジメントを学ぶ。1999~2013年(公社)企業メセナ協議会勤務。プログラム・オフィサーとして企業が行う文化活動の推進と芸術支援4の環境整備に従事(ネットTAMの企画・運営等)。2013年よりフリーランス。事業コーディネート、芸術環境の整備支援、調査研究、助成プログラムの設計、研修、自治体の文化政策やNPOの運営支援等に取り組む。2016年より立教大学大学院特任教員。社会デザインの領域で文化、アートの可能性を探る。

【講師】

源由理子(みなもと ゆりこ)
明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科 教授
国際協力機構(JICA)等を経て現職。専門は、評価論、社会開発論。改善・変革のための評価の活用をテーマとし、政策・事業の評価手法、自治体、NPO等の評価制度構築、関係者による参加型(協働型・協創型)評価に関する研究・実践を積む。近年は特に、社会福祉分野、文化芸術分野における関係者のエンパワメントや組織強化につながる評価のあり方に関心を持つ。主著に『プログラム評価ハンドブック~社会課題解決に向けた評価方法の基礎・応用』(共編著、晃洋書房、2020年)、『参加型評価~改善と変革のための評価の実践』(編著、晃洋書房、2016)など。


久保田翠(くぼた みどり)
認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ理事長
東京藝術大学大学院美術研究科修了後、環境デザインの仕事に従事。重度知的障害のある長男の出産をきっかけに、2000年にクリエイティブサポートレッツ設立。2010年障害福祉サービス事業所アルス・ノヴァ開設。2016年『表現未満、』プロジェクトスタート。2018年たけし文化センター連尺町建設、2022年浜松ちまた公民館開所。2017年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。2022年度静岡県文化奨励賞受賞。

 ©瀧本幹也
是枝裕和(これえだ ひろかず)
早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、2014年に独立し、制作者集団「分福」を立ち上げる。1995年、『幻の光』で映画監督デビュー。2018年、『万引き家族』が第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞、第91回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた。2019年、カトリーヌ・ドヌーヴを主演に迎え、全編フランスで撮影した日仏合作映画『真実(原題: La Vérité)』が第76回ヴェネチア国際映 画祭コンペティション部門のオープニング作品として正式出品。最新作の『怪物』(2023年)は、第76回カンヌ国際映画祭にて脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。

申込方法・注意事項

講座ごとに下記のPeatixイベントページからお申込みください。
お申込みいただいた方へZoomウェビナーでの配信視聴URLをご案内します。お申込には事前にPeatixのアカウント登録が必要です。
※アートノトLINE公式アカウントを友だち追加いただくと、講座情報等を定期的にお知らせいたします。https://lin.ee/uj5TXUds

【申込先】
申込締切: 各講座実施日19:30まで

2024年8月30日(金)  活動の意義を伝える評価軸を磨く
2024年10月23日(水) 実践者との対話を通じ活動の推進力を磨く
2025年1月7日(火)  芸術文化の価値を問い直す力を磨く

【受講料】
無料

【受講時の注意事項】
※Zoomウェビナー機能を使ったオンライン講座です。受講者ご自身が画面に表示されることはございません。
※手話通訳、UDトークによる日本語字幕配信も予定しています。
※アートノト公式YouTubeチャンネルにて後日アーカイブ動画を公開予定です。

※お申込み時に受領した個人情報については、公益財団法人東京都歴史文化財団のプライバシーポリシーに基づいて、本事業の運営及びご案内のためにのみアーツカウンシル東京及び運営事務局が利用いたします。

※プログラムは都合により変更になる可能性があります。

これまでの様子

【2018年度~2023年度】
活動報告書・課題解決/価値創造戦略レポート集:https://artnoto.jp/publications/

【ダイジェスト動画】
・2018年度:[YouTube]
・2019年度:[YouTube]
・2020年度:[YouTube]
・2021年度:[YouTube]
・2022年度:[YouTube]
・2023年度:[YouTube]

【講座レポートブログ】
https://note.com/artnoto/m/m6b8d8c74fc4b

お問合せ

【講座詳細・情報保障について】
特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク
TEL:080-8395-6124(平日10:00~18:00)
E-mail:act-artsacademy@onpam.net
URL:https://onpam.net/

【お申込について】
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
活動支援部 相談・サポート課 講座事業係
TEL:03-6256-9237(平日10:00~18:00)
E-mail:learning@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

オンライン(Zoomウェビナー)

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
運営
特定非営利活動法人舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)