アーティスト自身によって作品を語るプレゼンテーションに焦点をあて、作品を語る力の向上とコンセプト強化の両面からサポートします。
選考を経た支援アーティストへ、自由度の高い制作支援金を支給するとともに、現代アートの多様なスペシャリストと8ヶ月にわたる継続的なメンタリングを実施し、国内外の現代アート関係者へ向けてスピーチする機会を創出することで、東京を起点とする若手アーティストの国際的な飛躍を支援します。
【対象分野】
美術・映像
・平面(絵画、版画、写真等)
・立体(工芸を含む)
・映像(アニメーションを含む)
【対象アーティスト】
次の各項目に掲げる要件をすべて満たしていること。
※「3年以上」…初めての個展等が2022年4月1日を会期に含むこと、
「10年未満」…初めての個展等が2015年3月31日までに会期が開始されたものまでとします。
※東京都内において申請者の作品だけで構成して開催した展覧会のみを対象とします。
※個人名が冠された展覧会でなくても可能ですが、グループ展(二人以上が参加する展覧会)ではなく、個人が制作した作品が展示されたものを指します。
※バーチャル展覧会、オンライン展覧会は対象となりません。
1. 制作支援金の支給
創作活動やリサーチ等ご自由に活用できる制作支援金を支給します(2025年3月予定)。
制作支援金:495,000円
2. プレゼンテーションを軸に実施するメンタリング・プログラム
ギャラリストやアーティスト、コレクター、キュレーターら多様な背景を持つ現代アートのスペシャリストによって構成される選考委員及びメンターと継続的な対話を実施します。支援アーティストのプレゼンテーションを軸に「プレゼンテーション⇒アドバイス⇒メンタリング⇒プレゼンテーション」を8ヶ月にわたって繰り返すことで、作品を語る力の向上とコンセプト強化を促し、支援アーティストの成長を後押しします。メンタリングの中では、国内外の芸術文化関係者とのネットワーキングもサポートします。
3. TAAP Live 2025(プログラム成果発表)の実施
2025年11月(予定)に、東京で開催されるアートイベントの機会を捉え、国内外のギャラリストやコレクター、キュレーターを含むオーディエンスに向けて、支援アーティストが自身の力で作品について語るステージを創出します。
選考委員(支援アーティストの選考及び中間報告会でのアドバイス)
上田 杏菜 (公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館 学芸員)
鷹野 隆大 (写真家/東京造形大学 教授)
田口 美和 (タグチアートコレクション 共同代表、サンパウロ・ビエンナーレ インターナショナルアドバイザリーボードメンバー)
細井 眞子 (TARO NASUギャラリー ディレクター)
山口 栄一 (一般社団法人アートパワーズジャパン 代表理事、公益社団法人経済同友会 スポーツとアートによる社会の再生委員会 委員長)
メンター(メンタリング・プログラムにおけるアドバイス)
天野 太郎 (東京オペラシティアートギャラリー チーフキュレーター)
粟田 大輔 (美術批評)
江幡 京子 (アーティスト)
小林 真比古 (biscuit gallery 代表)
藤元 由記子 (株式会社ブックエンド代表取締役、NPO法人アート&ソサイエティ研究センター理事)
応募は、オンライン応募のみとなります。
応募にあたっては、TAAP公式ウェブサイトよりエントリーを行ってください。
【応募受付期間】
2024年10月16日(水)10:00~2024年11月27日(水)17:00
※本システムの時刻は日本標準時です。
※受付期間を過ぎた応募は一切受け付けません。
※応募受付期間終了日はサーバーの混雑が予想されますので、期日に余裕をもってご提出ください。
※応募フォーム及び応募書類に記入された個人情報は、公益財団法人東京都歴史文化財団の個人情報の保護に関する規定に則り、適正に管理いたします。ただし、審査や事後評価等のため外部有識者や東京都に提供することがあります。また、支援アーティストの活動やアーツカウンシル東京の事業等に関するアンケートを送らせていただく場合があります。
Tokyo Artist Accelerator Program(TAAP)事務局
TAAP公式ウェブサイトお問合せフォームよりお問合せください。
※よくある質問は、TAAP公式ウェブサイトのFAQにまとめていますので、ご参照ください。