2012年9月の東京芸術劇場リニューアル・オープンに合わせ、当劇場芸術監督の野田秀樹が親子で楽しめる作品をセレクトしたスペシャル・バージョンとして、9月1日から9日まで実施します。
“今、東欧の舞台は面白い”とその原初的なパワーに惚れ込んだ野田芸術監督自ら選んだのが、世界的ベストセラー童話を原作にしたジャンク・オペラ「ショックヘッド・ピーター～よいこのえほん～」。当劇場が力を入れて紹介したい東欧・ハンガリーを代表する気鋭の劇団オルケニーの舞台作品です。原作はイギリスでミュージカル化され、2002年には英国ローレンス・オリビエ賞を受賞した作品です。
もうひとつはカナダの劇団コープスの「ひつじ」。野田芸術監督が当劇場の特徴にしたいと考える“フィジカル・シアター”（身体と言語の融合による演劇的な醍醐味を創出する劇場）の作品のひとつとして位置付けられます。