アーツカウンシル東京の事業紹介

実演とお話による
伝統芸能パースペクティヴ<第2回>
日本の身体技法

―能楽師、力士、山伏のわざを通して日本人の身体観をさぐる―

日本の身体には何世紀にも及ぶ歴史的な背景が潜んでいます。農耕や狩猟など労働が求める身体の使い方や、床に座って衣食住を営むことで培われた身体は、やがて種々の芸道や武道のなかで深い精神性と結びつき、独特な型や身体技法となって磨き上げられてきました。西洋的な生活様式や芸術身体表現が標準的となっている現在、日本の身体の源泉を振り返り、そこから再発見できるものは何か? 伝統的な身体技法を今なお継承している能楽師[芸道]、力士[武道]、山伏[修験道]と共に、日本人の身体観の奥義を探ります。

「伝統芸能パースペクティヴ」とは?
日本の芸能のなかに脈々と息づく、時代やジャンルをこえた日本文化の核心を探るシリーズ企画です。 毎回、伝統文化・芸能の世界で新たな道を切り開いている実践者を迎え、実演とお話で構成します。

記録動画

入場無料[要予約/定員100名] ※定員につき、予約終了しました

全席自由
*会場は畳敷です。靴下を着用ください。持参できる方は、足袋、扇をお持ちください。
*当日は簡単なワークショップも行いますので、動きやすい服装でお越しください。
*未就学児の入場はできません。

プログラム(予定)

◇謡と呼吸/能の立ち方
◇相撲の腰割り/取組
◇能の摺り足・相撲の摺り足
◇座談とミニ・パフォーマンス
ほか

出演

奥津健太郎[和泉流狂言方能楽師]
槻宅聡[森田流笛方能楽師]
松田哲博[元大相撲力士 一ノ矢]
安田登[下掛宝生流ワキ方能楽師]
吉住登志喜[出羽三山神社 禰宜(神職)/山伏]
座談進行:船曳建夫[文化人類学/東京大学名誉教授]
※プログラム・出演者は変更になる場合がございます。

◆主催:アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
 企画協力:安田登

予約・お問合せ ※定員につき、予約終了しました

メール:dento[at]artscouncil-tokyo.jp
※送信先アドレスの[at]を@に変えてください。
※件名を「日本の身体技法 予約」とし、
 本文に
 ①参加する方全員のお名前とフリガナ
 ②代表の方の連絡先電話番号
 を必ずご記入ください。
 また、よろしければ、
 ③参加する方のご職業(専門分野、ご所属、肩書きなど)
 ④内容について特にご興味をお持ちの点(ご参加の動機)
 もお書き添えください。
 今後の企画の参考とさせていただきます。

TEL:03-6240-2293(受付時間:平日10時~18時) アーツカウンシル東京「日本の身体技法」事務局

お願いと注意事項

  • 会場は畳敷です。靴下を着用ください。持参できる方は、足袋、扇をお持ちください。
  • 当日は簡単なワークショップも行いますので、動きやすい服装でお越しください。
  • 会場は、駐車場のご利用はできませんので、公共交通機関をご利用ください。
  • 万一キャンセルされる場合は、必ず事前に電話かメールでご連絡ください。
    定員数が限られておりますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

出演者プロフィール

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奥津 健太郎 [おくつ けんたろう]
和泉流狂言方能楽師。故13世野村又三郎信廣[重要無形文化財総合指定]に師事。東京藝術大学卒[能楽・狂言専攻]。日々の舞台活動に加え、狂言のワークショップや講座、創作劇の演出、語りなど幅広く活動。また、能面・狂言面の制作も行う。「親子でたのしむ狂言の会」主宰。「狂言やるまい会」所属。京都造形芸術大学非常勤講師。公益社団法人能楽協会正会員。

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撮影:石田亮介

槻宅 聡 [つきたく さとし]
森田流笛方能楽師。公益社団法人能楽協会正会員。重要無形文化財総合指定。東京外国語大学スペイン語学科卒業。1987年、国立能楽堂能楽三役養成事業第二期研修終了。故・寺井啓之および中谷明[ともに重要無形文化財総合指定]に師事。国立能楽堂養成第六期研修講師。1996年「翁」披演。2003年「道成寺」披演。

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松田 哲博[まつだ てつひろ]・元大相撲力士 一ノ矢[いちのや]
琉球大学物理学科卒。若松部屋[現高砂部屋]に入門し、初の国立大学出身力士となる。2007年11月場所まで24年間現役。引退時点で最年長力士および昭和以降の最高齢力士。現在、マネージャーとして高砂部屋の運営を支えつつ、シコトレの普及や相撲の物理的な探究を続ける。著書『シコふんじゃおう』[ベースボール・マガジン社]、『股関節を動かして一生元気な体をつくる』[実業之日本社]など。

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撮影:森田拾史郎

安田 登 [やすだ のぼる]
下掛宝生流(しもがかりほうしょうりゅう)ワキ方能楽師。舞台のかたわら、学生や子どもたちと能や朗読、群読の公演、ワークショップを行う。『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」主宰。甲骨文など古代文字の研究も行う。著書に、『身体感覚で「論語」を読みなおす。-古代中国の文字から』[春秋社]、『本当はこんなに面白い「おくのほそ道」』[実業之日本社]、『あわいの力―「心の時代」の次を生きる』[ミシマ社]、『日本人の身体』[ちくま新書]ほか。

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吉住 登志喜[よしずみ としき]
出羽三山神社 禰宜(ねぎ)。出羽三山・羽黒山麓修験・明光院の世継として生まれる。羽黒山伏の末裔である。1984年3月に國學院大學文学部神道学科を卒業し、同年4月静岡県遠江國一宮小國神社(とおとうみのくにいちのみやおくにじんじゃ)に奉職、神職として奉仕する。1990年故郷にもどり出羽三山神社の神職となる。その年に秋の峰・山伏修行に入峯し、山伏の称号(山伏名・光順)を授かる。

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船曳 建夫[ふなびき たけお]
文化人類学者。東京大学名誉教授。メラネシア、東アジア、日本でフィールドワークを行う。関心は、身体における自然性と文化性、儀礼と演劇の表現と仕組みなど。編著書に、『知の技法』[東京大学出版会]、『「日本人論」再考』[NHK出版/講談社学術文庫]、最新刊『旅する知』[海竜社]など多数。アーツカウンシル東京カウンシルボード・メンバー。

アクセス

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増上寺 光摂殿(こうしょうでん) 大広間
〒105-0011東京都港区芝公園4-7-35
– JR線・東京モノレール 浜松町駅から徒歩10分
– 都営地下鉄三田線 御成門駅から徒歩3分、芝公園駅から徒歩3分
– 都営地下鉄浅草線・大江戸線 大門駅から徒歩5分

増上寺 光摂殿(こうしょうでん) 大広間
*大広間には、現代の日本画家120名による天井画がはめ込まれています(通常は非公開)。