島の空き家を利活用し、情報発信や島に関わる人々のコミュニケーションを育む拠点「くると」の運営に取り組みます。島内外の幅広い世代が島と関わるための仕組みづくりを継続的に実践することで、それぞれの居場所を形成し、多様な人や価値観との出会いの機会を創出します。

拠点育成プログラム　拠点エリア「くると」での実践
活動拠点エリア「くると」におけるスペース「なみすけ」「まんさく」で、多様な人々に開かれた場づくりを行います。
【アクセス】東京都神津島村998
【オープン】毎週木・金・土曜日 10:00～16:00／MANABU 毎週水曜日 18:00～21:00
※変更することがあります。

拠点発掘プログラム「島の庭びらきプロジェクト」
島内の空き物件の庭の草刈りをし、そこで期間限定の作品展示やイベントを実施します。島内に多数存在する空き家を再び使えるようにするためのプロセスを可視化することで、Iターン／Uターン者が島でことを起こすための自由な可能性を提示することを目指します。また、再生可能な空き物件のリサーチを継続して行い、その情報を蓄積していきます。

拠点エリア「まんさく」の「くると放送室」を活用し、拠点形成プログラム、アーティストプログラムと連動した様々なコンテンツを展開します。
また、島民向けの広報誌「くるとのお知らせ」の発行（月1回）、および日々の活動の様子を記録したSNSの投稿を通して情報を発信し、島内外の人々に向けての事業の周知・理解を目指します。島に関わる様々な人のインタビューを記事やオンラインコンテンツ等のかたちで発信し、島外に住む人が島と関わりながら生きる選択肢を見つけたり、島に愛着を持ち続ける機会を生み出すことを試みます。

事業の運営基盤構築のため、定期的なワークショップやプランニング会議、島の地域資源についてのリサーチ、また、島内における拠点形成と空き家を利活用したエリア展開に向けての事例についてリサーチを実施します。

島のコミュニティとの接続や違和感の提示を目的としてアーティスト、ミュージシャン、リサーチャー等を招聘し、ワークショップ・滞在制作等を実施します。島内の幅広い世代が、芸術家とその表現活動に触れることで、未知のものや異なる考え方・価値観に出会い、自らの視点を広げる機会を創出することを目指します。