アーツカウンシル東京の事業

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2021年度 アーツカウンシル・フォーラム「表現者を支えるプロデュースと目利き力」

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京では、国際都市東京としての芸術文化のあり方をめぐるフォーラムを開催しております。

今回は、美術、演劇、アニメーションの各分野をとりまく環境において、表現者を支えるプロデューサーやコーディネーターにスポットを当てます。マネージメントやマーケティング、プロモーションなどを通して、いかに作り手・表現者の才能を引き出し、プロデュースしていくのか。新たな才能を発掘する目利き力などについて考えていきます。

近年、芸術文化の「価値」についての議論が多く行われています。その背景には、コロナ禍を経て社会構造が激変する中で、芸術文化を生み出す活動の継続が危ぶまれたことが挙げられ、これを受けて国や自治体はより一層、金銭面での救済措置をとってきました。それは同時に、芸術文化への支援の意味がこれまで以上に問われるきっかけとなり、その価値や人々の暮らしとの関係性について、より多くの関心が集まっています。

しかし、芸術文化の「価値」という表現は複雑性をはらみ、どのような場面において、どのような価値を語るかによって、その内容は変化します。時に、第三者からの客観的な評価を得ることは、難解と言えるでしょう。芸術活動を長期的に継続させ、さらなる展望や目標を定めるために、戦略的な計画を立案することで、活動の成果も明確となり、様々な価値の提示が可能となります。本フォーラムでは、各分野において、芸術文化の価値を見出し、育てる立場を担うゲストを迎え、現場のリアルなご意見を伺います。

※当日の配信では手話通訳が付きます。
※本イベントは事前申込制となります。公式サイトから事前にお申込みの上、ご参加ください。
※プログラムの内容は変更になる場合がありますので、ご了承ください。


アーツカウンシル・フォーラムについて
芸術文化分野において今日的かつ重要なテーマを取り上げるフォーラムを開催し、様々な分野の有識者の方々にご登壇頂き、国際都市としての芸術文化施策の在り方をめぐる議論の場の創出を目指しています。

登壇者(敬称略)

第一部 14:00~16:00
北村明子(シス・カンパニー代表取締役、演劇プロデューサー)
山本豊津(東京画廊+BTAP代表)
第二部 16:00~18:00
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表取締役)
土居伸彰(株式会社ニューディアー代表)

モデレーター(第一部・第二部とも)
森功次(大妻女子大学 国際センター専任講師)

登壇者プロフィール


北村明子(シス・カンパニー代表取締役、演劇プロデューサー)
劇団くるみ座、劇団文学座研究所を経て女優として活動。その後、1985年に「劇団夢の遊眠社」内に俳優マネージメント部門を設立。1989年、劇団マネージメント部門を「シス・カンパニー」として法人独立させ、マネージメント業務の拡張と共に劇団の公演制作も担当。俳優マネージメントと舞台制作の両輪での活動が始まる。2016年1月、長年の舞台制作の成果に対して、紀伊國屋演劇賞五十回記念特別賞制作者賞が贈られた。また同年には、一般財団法人渡辺音楽文化フォーラムによる第11回渡辺晋賞を演劇では初の女性プロデューサーとして受賞する。


山本豊津(東京画廊+BTAP 代表)
日本で最初の現代美術の企画画廊「東京画廊」の創始者である山本孝の長男。武蔵野美術大学建築学部卒業後、衆議院議員村山達雄氏の秘書を経て、1981年より東京画廊に参画、2000年より代表を務める。全銀座会催事委員会委員。アートフェア東京アドバイザー。全国美術商連合会常務理事。日本現代美術商協会理事。武蔵野美術大学芸術文化学科特別講師。世界中のアートフェアへの参加や、展覧会や都市計画のコンサルティングも務める傍ら、日本の古典的表現の発掘・再発見や銀座の街づくり等、多くのプロジェクトを積極的に手がけている。その他、若手アーティストの育成や大学・セミナーなどで学生への講演等、アート活性に幅広い領域で活動している。

写真:名和真紀子
小山登美夫(小山登美夫ギャラリー代表取締役)
1987年東京芸術大学芸術学科卒業。1996年に江東区佐賀町に小山登美夫ギャラリーを開廊。日本、アメリカ、ドイツ、アルゼンチン、マレーシア、カンボジアなどのアーティストなども展示。オープン当初より、国外のアートフェアへも積極的に参加し、日本アーティストを紹介。一方、国内でのマーケットの充実と拡大を模索し、若手アーティストの発掘、育成にも力を注ぐ。2015年10月に六本木にギャラリーを移転。2007年よりアートアワードトーキョー丸の内審査員。現在、日本現代美術商協会(CADAN)代表理事。著書に「現代アートビジネス」(アスキー新書)、「この絵,いくら?」(講談社)、「何もしないプロデュース術」(東洋経済新報社)、「見た,訊いた、買った古美術」(新潮社)。「“お金”から見る現代アート」(講談社)など。


土居伸彰(株式会社ニューディアー代表)
ひろしま国際平和文化祭メディア芸術部門プロデューサー、新千歳空港国際アニメーション映画祭アーティスティック・ディレクター。2015年にニューディアーを立ち上げ、製作、映画祭、配給、執筆・講演等を通じて、世界のアニメーション作品を紹介する事業を多角的に展開する。著書に『私たちにはわかってる。 アニメーションが世界で最も重要だって』(青土社)ほか、プロデュース作品に『マイエクササイズ』(2020年/和田淳監督/インディ・ゲーム)、『不安な体』(2021年/水尻自子監督/短編アニメーション)など。


森功次(大妻女子大学国際センター専任講師)
専門は美学・芸術哲学。主な著作・論文に、『ワードマップ現代現象学』(新曜社、2017年、共著)、「美的なものはなぜ美的に良いのか:美的価値をめぐる快楽主義とその敵」(『現代思想』2021年1月号)、「芸術的価値とは何か、そしてそれは必要なのか」(『現代思想』2017年12月、総特集:分析哲学)。主な訳書にロバート・ステッカー『分析美学入門』(勁草書房、2013年)、ケンダル・ウォルトン「芸術のカテゴリー」(電子出版物、2015年)、ノエル・キャロル『批評について:芸術批評の哲学』(勁草書房、2017年)など。
https://researchmap.jp/morinorihide

参加費

無料(要事前申込)

申込方法

こちらのフォームよりお申込みください。
※要事前申込

申込締切
2022年2月3日(木)18:00

お問い合わせ

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
オリンピック・パラリンピック文化戦略担当
TEL:03-6256-8433
E-mail:bp-josei@artscouncil-tokyo.jp

開催場所

オンライン配信

クレジット

主催
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京

レポート

記録動画

  • 2021年度 アーツカウンシル・フォーラム「表現者を支えるプロデュースと目利き力」 第1部 / FY2021 Arts Council Forum Part 1 (Japanese)

  • 2021年度 アーツカウンシル・フォーラム「表現者を支えるプロデュースと目利き力」 第2部 / FY2021 Arts Council Forum Part 2 (Japanese)

  • 2021年度 アーツカウンシル・フォーラム「表現者を支えるプロデュースと目利き力」 第1部 【字幕入り】 / FY2021 Arts Council Forum Part 1【JPN sub】

  • 2021年度 アーツカウンシル・フォーラム「表現者を支えるプロデュースと目利き力」 第2部 【字幕入り】 / FY2021 Arts Council Forum Part 2【JPN sub】