・演目:「トロイラスとクレシダ」(W.シェイクスピア原作)
・あらすじ:舞台はトロイ戦争である。妻を奪われた男の恥辱を晴らすために起こり、続いている。どんなに勇猛な兵士たちが大義名分をかざして華々しい戦闘を繰り広げようと、原因は女の浮気なのである。
トロイラスとクレシダは「ロミオとジュリエット」ばりの恋愛の末結ばれ、トロイラスは戦闘に赴く。クレシダは父親がギリシア方についたため、やむなくギリシア陣へ。しかしそこでクレシダの浮気が始まる。
・主な出演者:山本芳郎、倉品淳子、浦 弘毅、大久保美智子 他山の手事情社俳優
・主なスタッフ:構成・演出/安田雅弘、照明・舞台美術/関口裕二、選曲・音響/斉見浩平、衣裳/綾、舞台監督/本弘、宣伝美術/福島治、演出助手/小笠原くみこ、制作/福冨はつみ
【有限会社アップダウンプロダクション】
昭和59年 安田雅弘・池田成志らにより早稲田大学演劇研究会を母体に結成。結成当初より、俳優の提案を積極的に取り入れる,≪集団創作≫の手法を重視し、また、舞台上で種類のちがう構成要素が同時に進む,≪ハイパー・コラージュ≫という手法など、先鋭的な表現手段の実験を重ねる。
平成5年12月 有限会社アップダウンプロダクション(代表取締役・安田雅弘)として法人化。
平成9年 現代日本人を制限された動きで表現する≪四畳半≫と呼ばれる演技様式に取り組む。
平成14年4月 東京都世田谷区に専用の稽古場を持つ。
平成15年1月 早稲田大学演劇博物館において、回顧展が開催される。
平成16年 劇団創立20周年を迎える。記念公演『道成寺』は国内だけでなく、韓国・水原(スウォン)市より招聘を受け、公演を実施。
平成17年9月 『タイタン・アンドロニカス』でスイス・ドイツより招聘を受け、公演を実施。
平成17年10月 ポーランドより招聘を受け、『オイディプス@Tokyo』をクラクフ、ワルシャワで上演。
平成18年5月 韓国・大田(テジョン)市より招聘を受け、『ひかりごけ』を上演。
平成21年6月 ルーマニアより招聘を受け、『タイタス・アンドロニカス』をシビウ国際演劇祭、ブカレスト、ルムニクブルチャで上演。
平成22年5・6月 ルーマニアのシビウ国際演劇祭、ハンガリーのペーチ演劇祭より招聘を受け、『オイディプス王』を上演。
平成22年9月 東京にて『タイタス・アンドロニカス』『オイディプス王』凱旋二本立て公演を実施。
平成23年6月 ルーマニアのシビウ国際演劇祭、トゥルダ、ブカレストより招聘を受け、『傾城反魂香』を上演。
平成23年12月 東京にて、『傾城反魂香』『道成寺』二本立て公演を実施。
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都豊島区)
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。