アーツカウンシル東京の事業

今藤政太郎復曲プロジェクト

  • 団体名 : 「今藤政太郎作品演奏会」実行委員会
  • 区分 : 芸術創造環境の向上
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 伝統芸能

事業概要

「復曲」とは、かつて上演されるも今は音の伝承が途絶え、長唄正本のみ残る曲について、そこに書かれている情報、その当時の芸能・文化状況、社会状況、作曲者と考えられる演奏者の他作品、同時代の邦楽作品などから検討し、それを踏まえて音をつけていく一連の活動である。そうした具体的で実践的な作業を通じて、他の現存古典曲の演奏や作詞・作曲、鑑賞の深化も目指した。
今回は、1758年に初代中村富十郎が初演した変化舞踊「雛祭神路桃(ひなまつり かみぢのもも)」を取り上げ、七変化のうち「杜若(かきつばた)」「山賤(やまがつ)」「布晒(ぬのざらし)」を復曲し、現存する「春駒踊(はるこまおどり)」と併せて演奏した。
プロジェクトメンバー:今藤政貴、今藤政太郎、今藤政音、織田紘二、金子泰、田中佐幸、配川美加、福原徹、古井戸秀夫、古川諒太、松永忠一郎、望月左太助

プロフィール

【「今藤政太郎作品演奏会」実行委員会】
長唄三味線の人間国宝・今藤政太郎の舞台演奏活動引退を契機として、その作品および芸と心を次代に伝えるために創立された。今藤政太郎の作品演奏会のほか、彼の創造や芸術的意思の発信の機会を企画・実行する。

お問い合わせ

「今藤政太郎作品演奏会」実行委員会
masatarozyklus@gmail.com

実施場所

伝統芸能情報館レクチャー室(東京都千代田区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。