シアターコモンズは、演劇の「共有知」を活用し、社会の「共有地」を生み出すプロジェクト。日常生活や都市空間の中で「演劇をつかう」、すなわち演劇的な発想を活用することで、「来たるべき劇場/演劇」の形を提示することを目指している。演劇的想像力によって、異質なものや複数の時間が交わり、日常を異化するような対話や発見をもたらす経験をアーティストとともに仕掛ける。第7回目となる今回は、「Rebooting Touch 触覚の再起動」をテーマに、パフォーマンス、インスタレーション、ワークショップのほか、メタバースなど遠隔参加も可能なプログラムを集中的に展開。小泉明郎『火を運ぶプロメテウス』(VRパフォーマンス)、サエボーグ『ソウルトピア』(メタバース)、佐藤朋子『オバケ東京のためのインデックス 第二章』(レクチャーパフォーマンス)、中村佑子「まなざしはまなざされない」(ワークショップ、展示)、コモンズ・フォーラム#1~3(オンライン・トークイベント)を実施した。
【シアターコモンズ実行委員会 】
シアターコモンズは、港区内に拠点をもつ国際文化機関、台湾文化センター、ゲーテ・インスティトゥート東京、在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、オランダ王国大使館とNPO法人芸術公社が実行委員会を形成し、港区内を中心に展開している。
シアターコモンズ実行委員会
ゲーテ・インスティトゥート東京(東京都港区)、SHIBAURA HOUSE(東京都港区)、オンライン