今年は15会場34公演ということで、コロナ禍以前に比べれば6割程度ではあるが、中止を余儀なくされていた街角、野外や商業施設でのコンサートを行うことが出来たのは収穫であった。荻窪の街の魅力を再発見してもらう、「荻窪音楽祭」の目的を一部でも実現できたことに喜んでいる。
また、３年ぶりに「フレッシュジュニア・コンサート」を開催した。子どもが参加する、また未就学児が観覧できるこのコンサートはその草分け的存在であり、今回節目の第10回を実施でき、継続の大切さを改めて感じた。
「第8回みらい夢コンサート」も、3年ぶりに南相馬市立原町第一中学校吹奏楽部を迎えてのコンサートを実施することが出来た。杉並区、南相馬市それぞれの中学生は全員初めての出演になったが、また一から交流を積み重ねていきたいとおもう。
荻窪の街が住みやすく、住んでよかった街と思っていただけるような音楽祭に引き続きしていきたい。