サクソフォンとそれ以外の楽器との室内楽作品を取り上げるシリーズである。今回のテーマはアメリカとサクソフォンという関係に焦点を当てながら5曲の日本初演作品を織り込んだ。そして、プログラム、会場選択、演出等全てを一つの作品として捉えお客様に提供することで、ブルースを根源とするアメリカ音楽の深みに迫った。
【鈴木崇弘】
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学を経て、同大学院を修了。大学卒業時に同声会賞受賞、大学院卒業時に大学院アカンサス音楽賞受賞。同声会新人演奏会、藝大定期室内楽に出演。フランスにて開催されたGAP夏季講習会にてC.ドゥラングル、V.ダヴィッド、A.ボーンカンプらのマスタークラスを受講。国内プロオーケストラ、吹奏楽団のエキストラ奏者としても活躍し、これまでに東京にて5回のソロリサイタルを開催。現在は都内の学校やホールを中心に演奏活動を展開するほか、サクソフォンとその他の楽器によるアンサンブルや室内楽作品の日本初演に積極的に取り組み、サクソフォンという楽器の可能性を探求している。
鈴木智子
informel.sax@gmail.com
ルーテル市ヶ谷ホール
(東京都新宿区)
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