1. 当団体の活動記録の整理・web公開
当団体では約12年に渡り、全国(20都道府県)の美術館や学校で目の見えない人と見える人が共に美術を鑑賞する機会を作り、全国で2920名(うち視覚障害者約476名)の方にご参加いただいた。その活動実績やノウハウを整理、編纂し広く社会で共有できるWEBアーカイブサイトを公開した。
2. 視覚障害者の芸術鑑賞の事例の調査・web公開
団体が開催した鑑賞ワークショップの参加者をインタビューし、さまざまな立場の個人的な視点からの「みる」経験を記録した。
3. アーカイブの分析と活用
三重県立美術館のエデュケーターであり、インクルーシブな視点から展覧会を多数企画している鈴村麻里子氏をお招きし、アーカイブサイトを参照しながら「芸術鑑賞の場における人々の経験と関係」について考察するオンライントークイベントを開催。インクルーシブに関する議論の場を設けた。
【視覚障害者とつくる美術鑑賞ワーショップ】
2012年に活動を開始した「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」(とつくる団体)は、社会のさまざまな場所で目の見える人、見えない人、見えにくい人が集まり、経験を語り合い「みる」ことを考える場を作る団体。
視覚障害者とつくる美術鑑賞ワーショップ
代表
林建太
kansho.ws@gmail.com
オンライン
※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。