「生き延びるためのラプソディ」では「生活」と「制作」に着目した展示を行う。出品者は汲川洋平・千々和佑樹・佐藤史治と原口寛子・中塚文菜の4組である。本展は、前期・後期に分かれているが、2つの展示を通して各作家の生活と制作の結びつきのバリエーションを提示していきたいと考えている。また、関連プログラムとして、ゲストに森田浩彰を招き、展示会場のあをば荘周辺を歩いて造形物をつくるといった内容のワークショップを行う。
【中塚文菜】
2016 広島大学 教育学部 造形芸術系コース 卒業
2019 – 2020 スウェーデン王立美術大学 交換留学
2021 筑波大学大学院 人間総合科学研究科 博士前期課程 芸術専攻 修了
個人的な体験を糸口にし、自身が感じる違和感と地道に向き合いながら、美術制度や社会に対して問いを投げかける立体・平面作品やインスタレーションを制作している。
近年の展覧会に、「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立近代美術館、2021年)、「誰かの祈りを開いて閉じる」(タメンタイギャラリー、2023年)など。
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あをば荘(東京都墨田区)
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