アーツカウンシル東京の事業

room.Onaya Rion『Pupa』

  • 団体名 : room.Onaya Rion
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年
  • 分野 : 舞踊

事業概要

本作のモチーフは“昆虫”。蛹(さなぎ)を意味する『Pupa』をタイトルに置き、〈内的感覚〉や〈記憶の循環〉に着目した女屋理音新作公演。演劇的要素も多く取り入れ、独自の感性が散りばめられた作品作りに定評のある女屋が「シアタートラム・ネクストジェネレーション vol.15 -フィジカル-」に選出され、上演する。

[振付・演出]
女屋理音
[出演]
Aokid、鈴木春香、畠中真濃、青柳潤、女屋理音
[音楽]
DRUMS:家坂清太郎
KEYBOARD:Hanna.
[空間デザイン]
藤崎りら

[スタッフ]
舞台監督:河内崇
照明:丸山武彦
照明操作:稲崎愛歩
音響:中村嘉宏
衣裳:藤谷香子
美術製作:オサフネ製作所
宣伝デザイン・パンフレット:生駒優貴(絵描き:Cobble)・生駒卓
宣伝・記録写真:大洞博靖
映像収録:須藤祟規
ドラムテック:古川夢人
演出助手:白井耀
制作助手:岩城かのこ、林紗弥
制作:後藤かおり

プロフィール

【女屋理音】
1998 年群馬県出身。3 歳の終わりにバレエ教室に通い始め、瀬山 紀子にクラシックバレエを師事。小学生の頃に初めてピナ・バウ シュの作品を見て、大きな衝撃を受ける。同時期に、ヴッパター ル舞踊団のダンサーである瀬山亜津咲、Fabien Prioville からコン テンポラリーダンスの基礎を学び、作品創作の現場に立ち会う。 その後、ジャズダンス、キャラクターダンスなど、多様なジャン ルの踊りを経験し、お茶の水女子大学舞踊教育学コースに入学。 在学中はピナ・バウシュを中心に作家研究を行いつつ、能美健志、 黑須育海、ハラサオリなど、様々な振付家の作品に出演する。現在は DaBY レジデンスア ーティストとしても活動中。
在学中より自身の作品を作り始め、2021 年横浜ダンスコレクションにて最優秀新人振付家 賞を受賞。その後も創作活動を続けている。作品創作を通して、意味を持つ前の言葉の羅列 や、振付が生まれる前の身体の状態など、曖昧な領域に対する確かな共有を探っている。


【room.Onaya Rion】
2023年1月にカンパニー発足。稽古場で即興的に生まれた展開をもとに作品を創り上げていくことを目指す。水や土、布など、実感をもたらす素材を多用し、それらに触れた皮膚感覚を通じて、筋肉の緊張と弛緩を発生させることで振付に繋げる。さらに作品中には、空間における人とモノの配置によって関係性を変化させていくような、演劇的要素を多く含む。

お問い合わせ

room.Onaya Rion
演出家/振付家/ダンサー
女屋理音
room.onaya.rion@gmail.com

実施場所

シアタートラム(東京都世田谷区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。