アーツカウンシル東京の事業

光を測る

  • 団体名 : 今井しほか
  • 区分 : 都内での創造活動
  • 助成タイプ : 単年個人
  • 分野 : 美術・映像

事業概要

東京都下高井戸のビルの屋上にて、主に太陽の光を利用した「装置」と呼ばれる作品を制作し、光の現象に基づいたインスタレーションを展開した。展示会期中に訪れる観客にはレクチャーのような解説を行った。展示の様子や作品の詳細はアーカイブ冊子を作成し、販売配布した。彫刻家の大石一貴との共作展示。
以下、展示案内文。

ガリレオが発明した望遠鏡が初めて月面を観測してから約400年。現在、電波望遠鏡は不可視光の電磁波さえとらえて遠くを観測している。これまで人類はあらゆる方法で光に可能性を見出してきた。本展では、光を手段として用いると共に、対象として観測することを試みる。場所はビルの屋上。観測のルールは作品によって決められる。装置として見立てられた作品は、まだ見ぬ光を記録する事を可能にする。

主催者=今井しほか、大石一貴
写真=石田宗一郎、今井しほか、大石一貴
記録冊子寄稿=小林晴夫

プロフィール

【今井しほか】
1995年生まれ。アーティスト。個人的な物語 (生活、個人の感情 ) と大きな物語 (歴史、 ニュース、文化 )を接続することをテーマにインスタレーションやプロジェクトを行っている。

実施場所

電気神殿メタコイノン(東京都杉並区)


※事業概要等の情報は、助成をしている団体及び個人より提供されています。